ワイBOPユナイテッドは、今晩ケンブリッジで、クラブの短い歴史の中で最大の試合を迎える。
ジョン・カークホフパークをホームとするワイBOP、ASBプレミアシップの優勝候補で現在首位のオークランドシティとの対戦で、プレーオフ進出を狙う足がかりをつかみたいところ。
先週試合の無かったワイBOPは、未消化1試合を含めて現在第5位、プレーオフに向けて現在6チームが僅差で争う3位、4位グループに位置する。
ワイBOPユナイテッドのピーター・スミス監督は、首位のオークランドシティを相手に番狂わせを演じる力がある、と自信をのぞかせる。
強豪チーム相手にたとえ今晩敗れたとしても大きな痛手にはならない、もし勝てばワイBOPは3位に浮上し、チーム立ち上げから僅か2シーズン目で初のプレーオフ進出が現実味を帯びてくる。
引き分けでも、今日の試合の後で4試合を残したところで、シーズン当初は考えもしなかったプレーオフ進出の可能性が高まる。
「この数シーズンの中で、一番重要な試合になるのではないだろうか」、とワイBOPのピーター・スミス監督は語った。
「シーズンも残り数試合ということを考慮すると、非常に重要な試合である」
スミス監督は、ここ4試合で3勝を挙げているワイBOPは、この対戦を心待ちにしている、と言った。
「とても気持ちが高ぶっている」
「かなり自身もある。今のチームならやれると信じている。オークランドは、質の高い選手を揃えた質の高いチームである。しかしながら、我々も、目標達成を目指してここまで来るための力、気持ち、意欲を持っている」
ワイBOPが最近黒星を喫したのは、1月の終わりにアウェーでオークランドに3-2で敗れた試合だけで、スミス監督はこの試合で多くのことを学んだと話す。
「最初の20分間、試合の流れをつかむまでに時間がかかった」、とスミス監督は言った。
「我々は最初の20分間で多くのことを学び、修正を行った。加えて、セットプレーから簡単に2ゴールを奪われ、対応に追われた」
「オークランドには、時間とスペースを与えると危険な選手が前線にいる。我々は、全ての選手が、チームの中での自分の役割を理解し、実行しなければならない」
「一時たりとも気を抜いてはならない」
ワイBOPは、直前にホームで行われたチーム・ウェリントン戦を2-1で勝つという番狂わせを演じているものの、今晩の試合では堅実な戦術をとる必要がある、とスミス監督は考える。
「オークランンドとの対戦では、ボールをキープしていない時のプレーが非常に重要となるので、我々はその対策を練ってきた」
ワイBOPの試合間隔が空いた一方で、オークランドはクラブワールドカップ出場で未消化となっている試合を消化するために日程が詰まっている。
しかしながら、スミス監督は、このことはオークランドにとってそれ程問題ではないと考える。
「オークランドは目標とされるチーム。運営体制も万全であり、選手もしっかりと準備できている」、とスミス監督は語った。
「他のチームにとっては難しいことでも、オークランドの運営の基準をもってすれば、難なく対応できるだろう。我々にとって試合間隔が空いたのは幸いした。チームが好調とはいえ、ケガをしている選手もいた」
「カンタベリー、ウェリントン、ワンダラーズに逆転勝利を収めるという連戦の中で、選手は非常に力を使った」
試合予定
ASBプレミアシップ
ワイBOPユナイテッド対オークランドシティ
ジョン・カークホフパーク
ケンブリッジ
午後6時キックオフ
原文
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