ジョルジェビッチが嬉しい2得点
オークランドシティFCは日曜日にホームのキューウィテア通りで行われたASBプレミアシップのワイBOPユナイテッド戦で3‐2の勝利を飾ると共に、FIFAクラブワールドカップでの成功に対し公の場で表彰された。
オークランド市長のブラウン市長を始めとするオークランド市とニュージーランドサッカー協会の来賓の前で、オークランドシティは、絶好調のワイBOPを相手に国内リーグにおける主導権を取り戻したいところ。
オークランドシティは、前半5分にバーフットの完璧なシュートで先制するが、ワイBOPも前半終了間際に、前の試合でもゴールを決めているミッドフィールダーのジョーンズが素晴らしいゴールを決めて追いつく。
オークランドシティは、ディフェンダーのジョルジェビッチが、前半のアディショナルタイムにヘディングシュートを決めて再びリードを奪い、58分にも同じくジョルジェビッチがこの日2本目となるヘディングシュートを決めて3-1とリードを広げた。
ワイBOPは、残り12分となったところでマルケスが1点を返すも、スミス監督がローベリー主審によって退場を命じられ万事休した。
トリビュリエッチ監督は、今日の試合でチームは、特別な試合日程の中で、ワイBOPの挑戦を受け止め、やるべきことを確実に実行した、とは話した。
「この数週間で4試合をこなすという強硬日程は、特にアマチュア選手にとっては簡単ではないが、我々は上手に戦い、特にここ数試合は良くなった」とトリビュリエッチ監督は言った。
「今日は60分か70分位までは良いプレーが見らたが、なかなかチャンスを決められなかった。ワイBOPに最初のチャンスを決められたことで我々にとって難しい試合となった。
「それでも我々は良く応戦し、後半3-1とし、残り10分か20分は足が止まったが、これは我々が本来のフィットネスを取り戻していないためだと考えられる」
今週始めにストライカーのタデの移籍が決まるなど、FIFAクラブワールドカップで歴史的な活躍を見せたオークランドシティは、この数週間はメンバーの入れ替えを余儀なくされてきたが、トリビュリエッチ監督は、それでもこのチームは前に進む力を残していると話した。
「1週間前や水曜日の試合とは全く違う顔ぶれとなった。にもかかわらず、チームには戦術が浸透し、試合の運び方が崩れなかったことは朗報だ」
「誰を起用しても、チームは効率的でアイデアに富んだポゼッションを中心し、相手ボールになった時は激しくプレスをかけるスタイルを維持できている。変化に対応し、且つ同じプレースタイルを保てていることは素晴らしい」
一方、ワイBOPのスミス監督は、オークランドシティを相手にもっとできることがあったはずである、と口惜しさを滲ませた。
「何度か焦ってしまったことが、結果に現れてしまった。しかしながら、選手達の今日のパフォーマンスには満足している」と、スミス監督は試合後に語った。
「我々はふたつの素晴らしいゴールを上げ、試合終了間際にも得点チャンスを作った。こう考えると、満足すべき内容であった」
「既に話したように、セットプレーに対する守備で何度かほころびが出てしまい、相手に2点を決められた。繰り返し練習してきたことなので、非常に残念だ。それ以外は、我々は最後まで良く戦い、全体的に満足すべき内容だったと思うが、いくつかの重要な場面で思うようなプレーができなかった」
スミス監督は、難しい状況の中で良く戦ったチームを称えた。「今日は暑かったが、選手は本当に良く動いた。このことに関して、何も言うことはない。これからも走りぬくサッカーを続けていく」
「これは重要で、他のチームにプレッシャーをかけ続けていくことができれば、プレーオフ進出も見えてくる」
ASBプレミアシップ2014‐15 第11節
1月25日(日)
オークランドシティFC 3‐2 ワイBOPユナイテッド(前半2-1)
オークランドシティ: バーフット5', ジョルジェビッチ45+1', 58'
ワイBOPユナイテッド: ジューンズ8’, マルケス78’
原文
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