前半、オークランドシティFCはチームウェリントンの前線からの激しいプレスに苦しみ思うようにプレーをさせてもらえなかった。
ニュージーランド代表のRyan De Vriesがマークを突破するとゴール前のAngel Berlangaへ絶好のクロスを上げるも、シュートは相手GK Scott Basalajの左ポストに直撃した。前半一番のチャンスとしながらも得点には至らなかった。
チームウェリントンはペナルティエリア近くのフリーキックからゴールに迫るもAlex Feneridis とChris Bale bothの両選手ともゴール決められなかった。
オークランドシティFCは前半からDFのBerlangaサイドを何度も突破されチームウェリントンに何度も危険なチャンスを与えた。チームウェリントンにとって良い内容となる前半だった。
後半に入るとオークランドシティFCは何度かゴール前での決定機を作るも、ことごとく外してしまった。しかし、最後の最後にLewisが違いをみせた。
まだ若いニュージーランド代表のLewisが放ったシュートはGKの左手を抜けてポストに弾かれると、そのボールがGKの背中にあたりそのままゴールへと吸い込まれた。
このゴールは複数のけが人を抱えながら戦ったチームウェリントンを、また特にこの日非常に活躍したGKのBasalajにとってとても悲劇的なゴールだった。
厳しい前半を耐え抜いたオークランドシティFCにとって勝利以上にふさわしく、嬉しいものはなかった。
少し勢いが衰えていたが、チームウェリントンは交代で入ったMagno Vieira がAnt Hobbsのクロスをファーサイドにヘディングシュートを放つなど同点のチャンスがあった。
オークランドシティFCのRamon Tribulietx監督は選手たちの頑張りを喜んだ。
「前半はチームウェリントンの激しい前線からのプレッシャーに押され、どうやって崩すべきかその糸口が見えず難しかったが、後半に入り少しずつ試合を支配することができた。」
「最終的には点を取ることができたが、その前から我々には2-3回の決めるべき決定機があった。またチームウェリントンは彼らの身体能力を活かしセットプレーなどから同点を狙ってきた。非常に激しく良い試合だったと思う。」
Tribulietx監督はこのような厳しい試合で船長が見られた若手選手をこのように激励した。
「我々のメンバーには我々のチーム戦術を理解し始めたばかりの4人の若い選手がいた。」
「ただ、テレビなどで試合を見て、すぐにグランドで表現できるものではない。チームの戦術/サッカーを理解するには時間はかかるだろう。」
「全てにおいて大事なのは、試合においてチャンスとなる局面とチャンスとなる機会の流れを理解し、その局面に適したプレーの判断をすることだ。もちろんこれらは簡単なことではない。」
「若手選手がしっかりと我々のサッカーを理解してくれているのは喜ばしいことだ。試合をするごとにそれは良くなってきている。」
Lewisのゴールについては、大事な局面で決められたのは喜ばしいが、そのゴールは運が良かったと認めざるを得ないものでもあるとコメントした。
「ゴールを得るだけの働きはしたが、運が良かった。1対1を外した後だからこそ訪れたチャンスだったのかもしれない。」
オークランドシティFCのASBプレミアシップ次の試合は1月31日(日)15:00にアウェイでのホークスベイ戦となる。
試合結果 1月28日(木)
オークランドシティ FC 1 (Clayton LEWIS 82')
チームウェリントン 0
前半終了:
0-0.
次節 1月31日(日)
Bluewaterスタジアム
ホークスベイユナイテッド vs オークランドシティ FC
キックオフ:
15:00 NZ時間
原文
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