この試合でスーパーシティダービーで8連勝とし、今季不調のライバルを破った。この勝利で2004から2006年にかけて記録した同カード7連勝を更新した。
この12日間で4勝の戦績に加え、特筆すべきは、この期間にメンバー登録ほぼ全ての選手がピッチに立っている。
オークランドシティFCは2位のカンタベリーユナイテッドと10点の差をつけ、タイトル獲得まで残りのレギュラーシーズンの3試合であと1勝をすれば優勝というところまできている。
統計的にみても、このダービー戦はディフェンディング・チャンピオンにふさわしいパフォーマンスの試合だった。
Ramon
Tribulietx監督は勝ち方の難しさについて語った。
「試合開始60分に3点目が決まるまで、この試合は難しい試合だったが3点目が試合を少し変えてくれた。」
「後半に入り、彼らがラインを深くしてきたことで、この試合はより厳しいものになった。深くなったことにより、よりボールを保持したが、アタッキングサードに入ってから攻撃を急ぎ過ぎてしまう局面が多かった。」
「彼らが、少しプレスの位置を高くしてくれたことで試合の流れが完全に変わり、このことが我々にとってポジティブな結果になったとしか言いようがない。」
「このチームは信じられないことに、この12日間の4試合で4勝の結果を残している。どれもタフで厳しい試合だったが、選手たちは試合をしっかりコントロールして良いパフォーマンスをしてくれた。この結果には、とても満足しているよ。」
試合は、相手GK Danny RobinsonがMario Bilenのボレーシュートを弾くと、そのボールはMarko Dordevicの足元へ流れ、それを中へ折り返すとRyan
De Vriesがゴールへと押し込んだ。
大活躍中のRyan
De Vriesが開始わずか10分でオークランドシティFCに最初のリードをもたらした。
さらに10分後にはDe Vries とClayton Lewisの素晴らしいパス交換から、最後はDarren Whiteに絶妙のパスが通りリードを2点とした。
ワイタケレ ユナイテッドは前半終了の5分前にJake PorterからのコーナーをSam O'Reganがヘディングで決め望みをつなげた。
しかし、後半開始早々に岩田 卓也がサイドを駆け上がると、De Vriesに絶妙のスルーパス。De Vriesがそれをしっかりと決め、オークランドシティFCが再びリードを2点にするのに時間はかからなかった。
ワイタケレ ユナイテッドはその後しばらくオークランドシティFCを苦しめたが、66分にWhiteからの絶妙なクロスをLewisがダイレクトで押し込み勝負決めた。
試合残り12分の所で、交代で入ったNathanael Hailemariamが相手DFを切り裂く絶妙なスルーパスをWhiteに出すと、その折り返しをDe Vriesがハットトリックとなる3点目を落ち着いて決め、とどめを刺した。
Tribulietx監督は、チームのコンビネーションの良いプレーを喜んだ上で、ペースがこの勝利のポイントだったと語った。
「この試合のストーリーとして、まず中盤が非常に密集していたが、その裏には我々が使えるスペースがたくさんあり、それに気づき使い始めたことだ。」
「前半はそのスペースを効率良く使い切れていなかったが、後半早々のゴールにより、スペースを使ったスタイルにチームが慣れ自信をもってプレーできたことが勝負を決めた。」
「今回の試合後には少しオフが取れるのは選手にとってもチームにとっても充電するのに良い機会になるだろう。しかし、我々はまだ何も成し遂げておらず、まだ3試合を残して、それまでにやるべきことはたくさんある。」とTribulietx監督は語った。
オークランドシティFC次の試合は、2月14日(日)のカンタベリーユナイテッドとの1戦となる。
試合結果 2月4日(木)
オークランドシティFC 5 (Ryan DE VRIES 10', 49', 78',
Darren WHITE 20', Clayton LEWIS 66')
ワイタケレ ユナイテッド1 (Sam O'REGAN 40')
前半終了:
2-1.
次節2月14日(日)
カンタベリー ユナイテッド vs オークランドシティFC
ASBフットボールパーク, クライストチャーチ
キックオフ:
16:35 NZ時間
原文
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