試合開始20分頃まではワイBOPユナイテッドも互角に戦っていたが、その後ゴール前でのいくつかのチャンスを活かしきれず、リズムを崩していった。
もっともゴールに近いチャンスは、元オークランドシティFCのプレーヤーでもあるSean Morrisが低く打ったFKだったが、GKのDiego Rivasがそれをしっかりとセーブした。
しかし、その後24分にはソロモン諸島代表のMicah Lea'alafaが先制点を決め、ワイBOPユナイテッドにとってチャンスを活かさなかった代償は大きかった。
自国のフットサルW杯出場権獲得に大きく貢献し気持ちを切り替えて臨んだ、Lea'alafaは、相手GK Zac Speedyのゴールの角度のないニアへシュートを突き刺した。
後半開始わずか6分にワイBOPユナイテッドはプレッシャーからディフェンダーのミスを誘うと、それをStephen Hoyleが押し込み同点とし試合の流れはワイBOPユナイテッドに流れるように見えた。
更に同点弾の数分後には、前半に警告をもらっていたDae
Wook Kimが2枚目の警告で退場となり、オークランドシティFCは10人となってしまった。
数的不利となってもオークランドシティFCはプレスをかけ続け、60分にはLea'alafaがシュートを放つもSpeedy決定機を片手で防いだ。
しかし、その直後にはDe Vriesが、この日最初のゴールを決め、10人のオークランドシティFCに勢いは戻った。
そのゴールは61分に、De VriesがワイBOPユナイテッドのDF陣に向かってドリブルし、そこから右足での強烈なシュートでSpeedyでも止めることはできなかった。
そのわずか3分後には、De Vriesが出したパスをJoao Moreiraがつなぎ最後はLea'alafaがゴールへと豪快に突き刺し、オークランドシティFCの3点目を決め更にチームを勢いづけた。
ゴールラッシュは止まらず、De Vriesが再び素晴らしいスキルでディフェンダー3人を交わすとSpeedyのニアサイドへシュートを決めた。
今回の勝利によって、不敗記録は27試合となり誰もが認める新記録となった。
更にこの試合の結果によって、レギュラーシーズンを無敗で終え、ASBプレミアシップ史上2チーム目の達成となった。
また、ワイBOPユナイテッドにとってこの試合がワイBOPユナイテッドとしての最後の試合となった。来シーズンよりハミルトンワンダラーズが代わってASBプレミアシップに参戦する。
オークランドシティFC次の試合は、3月5日(土)プレーオフ準決勝となる勝ち残り戦(トーナメント)としてカンタベリーユナイテッドをホームに迎える。
試合開始は16:35(NZ時間)
試合結果2月28日(日)
オークランドシティFC 4 (Micah LEA'LAFA 24',
64', Ryan DE VRIES 61', 71')
ワイBOPユナイテッド 1 (Stephen HOYLE 51')
前半終了: 1-0.
Dae Woom Kim (AC) 退場 55分
原文
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