ホームのオークランドシティFCは勝負にこだわり戦い続けた。この試合でもRyan
De Vriesは前半と後半に1点ずつ決める活躍みせ、違いを見せつけた。対するカンタベリーユナイテッドは前半のJulyan Collettの1点にとどまった。
オークランドシティFCは前半わずか5分でリードをするも、前半に1点返される展開となった。
De
Vriesは、この試合開始わずか3分で相手GK Coey Turipaをあしらうゴールを決めた。これで今シーズン14ゴール目となり、そのうち10点をここ6試合で決めている。
カンタベリーユナテッドのGKはドリルからの攻撃をクリアが甘くなり、Emiliano
Tadeのシュートを取り損ね、そのボールがDe Vriesに渡るとニュージーランド代表経験もあるDe
Vriesそのチャンスを逃すことなく、ゴールを決めた。
主審のNick
Waldronはこの試合、再三ファールをとりフリーキックの多い試合展開となったが、両チームともそこからリズムを作り、得点に結びつけることはできなかった。
前半終了の4分前には、試合開始から攻めることの多かったWilly Gerdsen側のサイドからBrock Messengerがロングスローでセンタリングをあげると、最後はWilly Gerdsenが押し込み同点とした。
後半に入ると、オークランドシティFCは相手ゴール前まで攻める回数も増え、Tadeがボレーシュートを放つもカンタベリーユナイテッドは数々の決定機を耐えしのいだ。
しかし、アウェイのカンタベリーユナイテッドの好守も最後まで持たず、70分にはソロモン諸島代表のMicah Lea’alafaがペナルティエリナ内にスペースを見つけると、切り返してそこにいるDe Vriesにパスを出し、De Vriesが自身のシーズン15点目となるゴールを決め、再びホームのオークランドシティFCにリードをもたらした。
再びリードをし、オークランドシティFCがホッとしたのも束の間、Andre de Jongがペナルティエリアのわずかに外でファールをすると、そのフリーキックを直接Gary Ogilvieが狙うも、GKのDiego Rivasが右手でそれを弾いて防いだ。
カンタベリーユナイテッドは再び88分に同じような位置でフリーキックを得るも、Ogilvieが放ったシュートはわずかにRivasが守るゴールの上を越えていった。
カンタベリーユナイテッドが好戦しながらも、オークランドシティFCは勝利を収め、次の舞台(ホークスベイユナイテッドとチームウェリントンの勝者との対戦)へ駒を進めた。
Tribulietxは試合終了のホイッスルの後に、オークランドシティFCは勝つためにやるべきことをやったと語った。
「カンタベリーユナイテッドはとても良いチームだった。彼らのプレスはとても良かった。」
「1発勝負の試合はいつも難しい。この試合、試合開始早々に点を取れたことは非常に良いことだが、そのことで我々は過信してレギュラーシーズンでもしていたよう、やるべきプレーをやめてしまった。」
「私の選手たちは、試合が上手くいかない時にこそ、しっかりと守り、そのキャラクターを発揮していた。」
「同点にされて迎えた後半には、自分たちのサッカーをやり直すようにし、後半にはポゼッションも少し良くなっていた、その結果無事に勝利することができたと思う。今はしっかり休み、決勝に備える。」
ASBプレミアシップ2015-16 準決勝
3月6日(日)
オークランドシティFC 2-1 カンタベリーユナイテッド (前半: 1-1)
オークランドシティFC : Ryan De Vries 3’, 70’
カンタベリーユナイテッド: Julyan Collett 41’
原文
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