TavanoがオークランドシティFCに復帰

(2016年2月17日　オークランド)オークランドシティFCがクラブワールドカップ銅メダルに輝いた時のヒーローの一人が、ASBプレミアシップのチャンピンに向けて、オークランドシティFCに戻ってくることとなった。

Fabrizio Tavano(22歳)はモロッコでのクラブワールドカップの大会直後にメキシコにあるティグレスUNALとの契約のためオークランドシティFCを去った。

TavanoはアメリカのMLSのダラスFCにトライアウトを受けたが、チームに入団することはできないとなった彼を木曜日にダニーデンでサザンユナイテッドとの対戦を控えたオークランドシティFCのRamon Tribulietx監督が獲得した。

「FabrizioはMFとしてもFWとして起用しても自然とプレーできる多芸な選手だ。」

「彼は試合／勝負に対してとても情熱的で、テクニックや技術面だけでなくチームのやりたいサッカーと試合を理解する力に優れた選手だ。」

「彼のチームのポゼッションに対しての貢献も申し分なく、チームにとって大事なシーズンが終わる前に彼が加入できたことはとても良い事だろう。」とTribulietx監督は語る。

Tavanoの加入でチームの更なる完成を期待しつつも、Tribulietx監督は地震による、先日の日曜日のASBプレミアシップのカンタベリーユナイテッド戦の中止(延期)を受けて、クライストチャーチの安全を願った。

オークランドシティFCのメンバーの乗っていたフライトはマグニチュード5.7の地震の影響で急遽ウェリントンへと進路を変更した。その影響で予定されていた試合は2月24日(水)に同会場で行われる事となった。

「クライストチャーチでの地震での影響で、着陸できず空中待機と聞いた時にはとても驚いた。」

「我々は事態がどれほど深刻なのかその時点ではわからなかったが、一番最初にクライストチャーチの人々の無事を祈ったよ。」

「我々の飛行機はウェリントン空港へと進路を変更して着陸し、そこで初めて試合が中止(延期)となった事を聞いたよ。とても驚いたよ。」とTribulietx監督は語った。

サザンユナイテッドは12試合中1勝と2011-2012シーズンにヤングハートマナワツが記録している最小勝ち点記録(勝ち点3)と並んでしまっているという、厳しい状況に耐えているチームだ。

しかし、ヤングハートマナワツは1勝もできず、3試合の引き分けで勝ち点３としていたが、サザンユナイテッドは少なくとも1試合勝利しているため、それと同じ状況はかろうじて回避している。

サザンユナイテッドの前身チームである、オタゴユナイテッドがオークランドシティFCを最後に勝利してからすでに10年たっているが、少なくとも今回オークランドシティFCは10日間で3試合という過酷な状況であるという事がサザンユナイテッドには有利となるだろう。

「レギュラーシーズンのここ3試合はとても短期間に立て続けに行われ、その直後にはすぐにプレーオフの準決勝と我々にとっては非常に難しい状況だ。」

「日中に働いてる選手もいる状況で選手にとって、週中に試合があるという事は調整が非常に難しいが、我々のこの先レギュラーシーズン3試合と3月3日(木)に予定されるプレーオフの準決勝も合わせると、その中の2試合が週中に行われる。」

「しかし、プレーオフの準決勝までこの忙しい状況であるということは、ほとんどの選手に試合の出場機会を得て、試合という実戦からよりよいメンバーを選び抜くことができるという事は利点だろう。」とTribulietx監督は語った。

オークランドシティFCとサザンユナイテッドの過去20試合の戦績は、オークランドシティFCの17勝3分けとなっている。

次節は2月18日(木)19:35NZ時間にダニーデンのForsyth Barrスタジアムにて行われる。

次節　2月18日(木)ASBプレミアシップ

サザンユナイテッド vs　オークランドシティFC

キックオフ: 19:35 NZ時間

 

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