Sunday 29 March 2015

ブラウンのハットトリックで準決勝突破

オークランドシティは、日曜日にキューウィテアストリートで行われたASBプレミアシップ・グランドファイナル準決勝のセカンドレグで、同じくオークランドに本拠地を置くワイタケレ・ユナイテッドを5-1と一蹴した。

先週末に行われたファーストレグを既に2-0で制しているオークランドシティはこの試合、前半20分までに3‐0のリードを奪い、2試合合計5-0とし、勝敗の行方を決定づけた。

若手のスター選手、デービッド・ブラウンが立ち上がりのこの時間帯の僅か2分の間に2点を決め、17分にもジョアン・モレイラが3点目を決めた。後半も、ブラウンの3点目とオスカー・ガルシアのゴールで点差を広げた。

ワイタケレも、残り20分となったところで得点王のデリス・リチャーズのゴールで1点を返したが、そこで力尽き、オークランドシティが4月5日に行われるグランドファイナルでホークスベイ・ユナイッテッドと対戦することが決まった。

日曜日の試合の勝利で、オークランドシティは12連勝となった。

ASB Premiership 2014-15 – Semi-Final Leg 2
Sunday 29 March

Auckland City FC 5-1 Waitakere Utd (half: 3-0)
AC: David Browne 13’, 15’, 60’, Joao Moreira 17’, Oscar Garcia 71’,
WU: Derice Richards 63’
2試合合計7-1で、オークランドシティが準決勝を制す。

原文

Saturday 28 March 2015

スーパーシティ・ダービーの決戦迫る

オークランドシティFCは、ASBプレミアシップ十決勝のセカンドレグに2点のアドバンテージを持って臨むが、ワイタケレは決死の覚悟で日曜日の試合に臨んでくるであろう、とラモン・トリビュリエッチ監督は語った。

オークランドシティは、フレッド・テイラーパークでワイタケレ・ユナイテッドを2-0で破ったものの、同じオークランドを本拠地とするライバルチームの勢いに立ち上がりは防戦一方になる場面もあった。

試合を振り出しに戻すためには少なくとも2点を取らなければならないワイタケレは、たかいモチベーションで挑んでくるだろう、とトリビュリエッチ監督は言った。

「前半はプレッシャーとインテンシティが高かった。2-0という結果はとても良かったが、ワイタケレ・ユナイテッドは、2点差を跳ね返えそうとより高いモチベーションで向かってくるだろう。

「ボールを奪われた時は、ディラン・マニカム、デリス・リチャーズ、ナサニエル・ボーウェンといったスピードのある相手の選手が脅威となるであろう。

「これらの選手達は、常にディフェンスの背後を狙っており、デイビッド・マリガンの距離のある正確なパスと合わせて、我々は細心の注意を払わなければならない」、とトリビュリエッチ監督は言った。

オークランドシティは、現在11連勝と絶好調であるが、成功している時こそ気を引き締めなければならない、とトリビュリエッチ監督は考える。

「レギュラーシーズンの優勝を決めてから肩の荷が少し降りて、その結果先週の試合の立ち上がり20分の様になったのだと思う」

「しかしながら、後半は自分達のメンタルとパフォーマンスをもう一度最高レベルまで引き上げる良い機会となった」

「我々の戦術的、体力的なインテンシティが、ワイタケレ・ユナイテッドと戦う時の鍵となるであろう」

「その中で、試合中に自分達がどのようにボールを扱うかが大きな部分を占めると同時に、ディフェンスでは素早く陣形を回復することが必要になると思う」、とトリビュリエッチ監督は話した。

ニュージーランド代表の試合のあるライアン・ドフリースとサム・バーフットを欠くオークランドシティは、新加入の選手で選手層を厚くしている。

フォート・ラウダーデール・ユナイッテッドから加入したコリン・マーフィーは、同じくアメリカに拠点を置くニュージーランド人としてオークランドシティFCと契約したアント・ホッブスと共に、チームの中盤に厚みをもたらすことになる。

ワイBOPユナイテッドからオークランドシティに移籍したゴールキーパーのダンヨン・ドレイク、日本の柏レイソルから数週間前に加入したマイケル・デンヘイヤーもニュージーランド出身の選手である。

「コリンは、ニュージーランドの年代別代表のミッドフィールダーで、アメリカの育成システムの中で頭角を現した。来月フィジーで開催されるOFCチャンピオンズリーグに向けてとても有用な補強になる」

「若手のゴールキーパーであるダンヨンは、チームが必要とする足元の技術に長けている」、とトリビュリエッチ監督は語った。

オークランドシティは、プレーオフ準決勝でワイタケレ・ユナイテッドと対戦した過去3試合で、合計10得点、僅かに1失点で3勝を挙げている。

日曜日の試合は、2004年11月以来、あらゆる大会を通じて両チームが顔を合わせる52回目の試合となる。

このセカンドレグは、ピッチの外でもバタフライ基金を通じた募金活動が行われる重要な試合である。

集められたお金は全て、バタフライ基金を通じて、先週サイクロン・パムによって壊滅的な被害を受けたバヌアツの復興に充てられる。

バタフライ基金のデービッド・コルバート氏は、復興を推進するために寄付はとても重要であると話した。

「バタフライ基金は、バヌアツで現地支援を行う。子供達が学校に通い、また医療支援が活性化され、医療と教育の物資が届けられるように、学校や医療施設インフラの再建等を行う。

「募金、又は男性用、女性用、子供用の衣類や靴の寄付いずれの支援も、とてもありがたい」と、コルバート氏は言った。

試合予定
ASB Premiership Semi Final 2nd Leg
Sunday 29 March, 2015
Auckland City FC v Waitakere United
Kiwitea Street, Sandringham
Kick-off: 2pm NZST

バタフライ基金への寄付:
MONETARY DONATIONS:

Go to the following 'givealittle' link:

Monetary Donations - Givealittle

or, donate directly to the Trust's bank account at the ASB 12-3233-0464934-50.

CLOTHING DONATIONS:

There are 2 drop-off points (in Auckland):

1. Central - Point Chevalier C/- Ken Newlands and Cathy Mahoney.

Please call Cathy or Ken on (09) 846 0406 or email Cathy on 2cmarym@gmail.com.

2. East - Howick C/- Doris and Huck Chua. Please call Doris or Huck on (09) 537 4050.

BUTTERFLY TRUST CONTACT
David COLBERT
M: +678 597 7929
E: david.lynn@butterflytrust.org

原文

Saturday 21 March 2015

オークランドシティ、決勝に近づく

オークランドシティは、土曜日にフレッド・テイラーパークで行われた準決勝ファーストレグ、ワイタケレ・ユナイッテドとのライバル対決を2-0で制し、ASBプレミアシッププレーオフ決勝進出へ向けて、また一歩、力強く前進した。

51回目となった両チームの対戦は、前半、ニュージーランド代表に新しく召集されたばかりのライアン・ドフリースとオスカー・ガルシアのゴールで、ASBプレミアシップ昨年王者のオークランドシティが勝利を収めた。

先週最終節を迎えたレギュラーシーズンを4位で終えたワイタケレ・ユナイテッドは、4月5日に行われる決勝に進出するためには、来週日曜日にキューウィテアストリートで行われるセカンドレグに大差で勝利する必要がある。

51回目となったこのカードはお互い譲らぬ立ち上がりとなった。ワイタケレは、5分にナサニエル・ボーウェンが至近距離からシュートを打つも、オークランドシティのゴールキーパー、ジェイコブ・スプーンレーがセーブ。

フットサルのニュージーランド代表、ディラン・マニクムの深く切り込んでからのマイナスの折り返しに合わせたワイタケレのチーム得点王、デリース・リチャーズのシュートが外れ、その8分後にもジェイコブ・バトラーのシュートがオークランドシティのゴールマウス大きく外れた。

立て続けにチャンスを外したワイタケレは、その代償を払うことになる。前半が進むにつれ、オークランドシティが次第にリズムをつかむ。

17分、ジョアン・モレイラが突破から自分でシュートを打つも、ボールはダニー・ロビンソンが守るゴールの上を越えて行った。しかしながら、そのミスの10分後、オークランドシティはデフリースが至近距離からシュートをきめてリードを奪う。

前半残り5分となったところで、ガルシアのアレック・ソロモンスに対する遅れたタックルがファールとなり、これが試合の流れを決定づけた。この接触の後ソロモンスがピッチの外で治療を受けている間に、ペナルティエリアの中からガルシアがワイタケレのゴールを破り、オークランドが前半で2-0とリードを広げた。

後半の立ち上がりにはブラウンの遠目からのシュートがブロックされ、後半10分になろうとしたところでモレイラがオークランドシティのリードを3-0とするかに見えたが、ガルシアのオーバーヘッドミスからのこぼれ球に反応したモレイラの強烈なヘディングシュートはロビンソンの守るゴールのクロスバーの上を越えて行った。

60分を過ぎたところで、アンヘル・ベルランガが素早い動きからシュートを放つも大きく外れ、一方のワイタケレも、ハーシェー・ラニガのロングシュートをスプーニーに防がれた後で、リチャーズが同じようにシュートを大きく外す。

オークランドシティの陣内で何度も攻め込んだワイタケレであるが、チャンスを決めることができず、マリオ・ビレンに代わって入ったオークランシティのマイケル・デンヘイヤーの、残り15分となったところで放ったヘディングシュートがロビンソンにキャッチされたが、交代して直ぐにもう少しで決定的な仕事をするところであった。

デフリースのシュートもクロスバーを越え、この日自身2点目のチャンス逃した。

ASB Premiership 2014-15 – Semi-final (1st leg)
Saturday 21 March, 2015
Waitakere United 0-2 Auckland City FC (half: 0-2)
WU:
AC: Ryan De Vries 27’, Oscar Garica 44’

Waitakere Utd: 1. Danny Robinson (GK), 3. Alec Solomons (23. Santiago Falbo 44’), 5. Brian Shelley, 7. David Mulligan (20. Damien Mosquera 84’), 9. Nathaniel Bowen, 10. Thomas Biss, 12. Dylan Manickum, 17. Jake Butler, 18. Derice Richards, 21. Andy Boyens, 24. Harshae Raniga

Substitutes not used: 19. Jonathan Quinn, 22. Alex Carr (GK)

Player/coach: Brian Shelley

Auckland City FC: 24. Jacob Spoonley (GK), 2. Marko Dordevic, 3. Takuya Iwata, 4. Mario Bilen (25. Michael Den Heijer 73’), 5. Angel Berlanga, 9. Darren White, 10. Ryan De Vries, 15. Ivan Vicelich, 17. Joao Moreira (22. Andrew Milne 90+1’), 20. Oscar Garcia (19. David Browne 55’), 23. Sam Burfoot

Substitutes not used: 1. Tamati Williams (GK), 11. Cameron Lindsay

Coach: Ramon Tribulietx

Second leg

Auckland City v Waitakere United
Sunday 29 March, 2pm
Kiwitea Street, Auckland

原文

Friday 20 March 2015

トリビュリエッチ監督、プレーオフ準決勝に向けて気を引き締める

厳しい戦いになるだろう―オークランドシティFCのラモン・トリビュリエッチ監督は、土曜日にフレッド・テイラーパークで行われるASBプレミアシッププレーオフ準決勝ファーストレグを前に、気を引き締めた。

レギュラーシーズンでワイタケレ・ユナイテッドと対戦した2試合ではいずれも1-0の僅差で勝利を収めているオークランドシティではあるが、トリビュリエッチ監督は、直前の対戦結果から多くのことを推測するのは危険であると考える。

プレーオフには、新たな心構えで臨まなければならない、とトリビュリエッチ監督は話す。

「我々はこの一週間、気持ちの切り替えの必要性について話してきた。これまでの2試合と今回の試合の違いについて、我々は理解しており、より高いレベルのインテンシティを発揮したい」

「厳しい戦いになるだろう。ワイタケレ・ユナイテッドは今回のような試合に慣れた経験豊富なチームであり、我々は土曜日の試合で勝負するにはより高いレベルのプレーが求められる」と、トリビュリエッチ監督は言った。

現在10連勝で、数週間前にレギュラーシーズンの優勝を決めているオークランドシティのトリビュリエッチ監督は、この大事な試合を前に二人の中心選手の状態を見極めようとしている。

アンヘル・ベルランガは軽いケガのためこの数週間試合から遠ざかっており、一方のダレン・ホワイトは復帰間近である。

両選手とも、オークランンドシティFCと共にプレーオフで多くの試合経験があり、現在好調のチームに新たな厚みをもたらすことができる。

「アンヘルとダレンのフィットネスが回復したら今回の試合に使える」

「しかしながら、メンバーの選考をするに当たって、今回の試合に対しどのように臨むかをじっくりと考えなければならない」と、トリビュリエッチ監督は語った。

プレーオフ進出を掛けたレギュラーシーズンでは第4位に終わったワイタケレ・ユナイテッドではあるが、第2位のチーム・ウェリントンを相手に行われた先週の試合では4-0で快勝している。

オークランドシティは、今シーズン、FIFAクラブワールドカップに出発する前に行われたチーム・ウェリントンとの試合で、4-0のスコアで悪夢の敗戦を喫している。

これらの結果に加え、プレーオフでのダービーという特別の要素も考慮し、トリビュリエッチ監督は、アウェーで行われるファーストレグに特に注意を払っている。

「今回はスーパーシティダービーであり、毎回ダービーでは緊迫した試合になり、ほんの僅かな差が試合を決める」

「この2試合は僅差の試合になるだろう」

「細かいところが大切になるので、この部分をしっかり準備したい」

「ファーストレグをアウェーで戦うことが、有利か不利かを判断するのは難しい」

「何事にも当てはまることではあるが、物事には一長一短がある。大事なことは、その時の状況を受け止め、2試合とも良い戦いをすることである」と、トリビュリエッチ監督は言った。

試合は、3月21日、土曜日の午後2時にフレッド・テイラーパークでキックオフの予定。

セカンドレグは3月29日、日曜日の午後2時にキューウィテアストリートでキックオフの予定。

ASBプレミアシップ、プレーオフの決勝は4月5日、日曜日に行われる。

原文

オークランドシティが、バヌアツの復興に協力

オークランドシティFCは、先週末にサイクロンの被害を受けたバヌアツの復興に協力するために、サッカー用品と現金の寄付を行う。

オークランドシティは、10年間に渡り、バヌアツのサッカー界及びビジネス界と強い絆を気づいてきた他、バタフライ基金と協力して離島の学校へ教育プログラムを提供する活動に協力してきた。

壊滅的な被害を受けたバヌアツでは、3,300人が避難所に避難しているが、離島の被害についてはまだ詳しく分かっていない。

オークランドシティFCのアイヴァン・バクシッチ会長は、我々のクラブはバタフライ基金と協力して一刻も早く対応方法を考えたいと話した。

「我々はこの数年間、ポートビラや離島の地域社会にサッカー用具を寄付することを通じて、バヌアツで積極的に活動をしており、今回の災害にクラブの誰もが心を痛めている」

「バタフライ基金はバヌアツ全域の学校で積極的に活動しており、我々がポートビラで試合を行う時は沢山の観客に応援して頂き、現地のビジネスとも良好な関係を築けている」

「我々は、バタフライ基金を通じてサッカー用具と共に現金の寄付を行い、少しでも被災者の救済に役立てればと思う」、とバクシッチ会長は語った。

オークランドシティFCは、OFCチャンピオンズリーグや最近ではOFCプレジデントカップで、バヌアツのアミカレと度々熱戦を繰り広げている。

「アミカレとその後に続くタフェアFCは、近年バヌアツのサッカー界をけん引しており、OFCチャンピオンズリーグ決勝の第1戦で前回我々がポートビラを訪れた時には、1万人のサポーターがスタジアムに足を運んだ」

「バヌアツの人々は情熱的で自分達のサッカーについて良く理解しており、最近の試合でアミカレが我々を苦しめていることからも、そのレベルの高さがうかがえる」

「バヌアツの被災した様子を見るのは心が痛み、オークランドシティFCの小さな貢献が、少しでも復興の役に立ってくれたら嬉しい」と、バクシッチ会長は言った。

オークランドシティFCとアミカレはこれまで、OFCチャンピオンズリーグで2回とOFCプレジデントカップで1回の合計3回大きな大会の決勝て対戦しており、最近2回の対戦ではオークランドシティがいづれも僅か1点差で勝っている。

最近では、オークランンドシティは、試合会場で集めた寄付金をバタフライ基金を通じて、奨学金、図書館の設立、教室の照明設置、現地の看護師にトレーニングを提供する医師の調整などに役立てている。

バタフライ基金のデービッド・コルバート氏は、被災地の復興を進める為に寄付は欠かせないと語った。

「バタフライ基金は、バヌアツで現地の復興を支援していく。生徒が学校に通え、医療サービスが機能し、健康と教育に必要な物資が届けられるように、学校、医療施設のインフラの再建などが活動に含まれる。

「我々は、皆さんからの現金、男女、子供のための衣料のいずれにも心から感謝している」と、コルバート氏は語った。

オークランドシティFCは、これからの2週間、長年のライバルであるワイタケレ・ユナイテッドとASBプレミアシップのプレーオフ準決勝で対戦するが、2015年3月29日、日曜日にホームで開催される試合でもバタフライ基金に送るための募金を行う。

原文

Saturday 14 March 2015

目標が必要とされた―トリビュリエッチ監督

オークランドシティが勝つ為には目標が必要とされた

ラモン・トリビュリエッチ監督は、若いウェリントン・フェニックスのリザーブチームを相手にした今日の試合のオークランドシティが勝利を収めた後で、目標が必要だったと話した。

オークランドシティは、ASBプレミアシップレギュラーシーズン最終戦となったウェリントン・フェニックスのリザーブチームとの対戦を7-0で制して勢いに乗るが、トリビュリエッチ監督は結果よりも内容が重要であると言う。

「スコアからは我々は非常に良い試合をしたように見えるが、相手は経験が浅いチームであったことを差し引いて評価しなければならない」

「我々はボールを支配し、良い試合をしたと思う。開始10分から15分でペースをつかみ、その後は試合を支配した」

「ポゼッションという意味では我々はとても良い試合をした。しかしながら、実際は、経験の浅い選手による若いチーム相手の試合であったことを考慮しなければならない」

「我々にとっては、良い試合をし、プレーオフの準決勝に向けて準備をすることが重要であった。満足すべき結果である」

ドフリース、ガルシア、モレイラのPKを含む2得点で前半の内に4-0とリードし、オークランドシティは完全に試合の主導権を握った。

フェニックスも、後半開始直後にネイサン・へイルマリアムのクロスからカーヒルフレアリーが打ったシュートがクロスバーを叩くなど幾つかのチャンスを作り出した。

しかしながら、オークランドシティは、後半開始10分に、フェニックスのキーパー、オリバー・セイルが弾いたリバウンドをイヴァン・キャリルが落ち着いて決めて点差を広げる。

その後も、オスカー・ガルシアの巧みな動きを起点とした攻撃からドフリースが自身この日2点目、オークランドシティ6点目のゴールを決める。

勝負が決まったことを察したオークランドシティのラモン・トリビュリエッチ監督は、60分にベテランのキャプテン、アイヴァン・ビクシッチとスペイン人ストライカーのオスカー・ガルシアを交代させる。

その後もオークランドシティの勢いは止まらず、長い距離を走ったアンドリュー・ミルニーがファーポストに決めて7点目。

この大勝によりオークランドシティは、レギュラーシーズンで獲得可能な勝ち点48の中で、勝ち点42を積み上げた他、チーム・ウェリントンを4-0で下してたライバルのワイタケレ・ユナイテッドのプレーオフ進出を助けた。

チーム・ウェリントンとホークスベイ・ユナイテッドもプレーオフの準決勝進出を決めている。

原文

オークランドシティがフェニックスを圧倒

ASBプレミアシップのレギュラーシーズン優勝を既に決めているオークランドシティFCは、土曜日にニュータウンパークで行われたウェリントン・フェニックスとの試合に7-0で大勝し、プレーオフの準決勝に向けて士気を高めた。

プレーオフ進出の為には勝たなくてはならないホームのフェニックスに対し、オークランドシティは格の違いを見せつけ、2015年のリーグ戦初戦となった1月11日の同カードで敗戦を喫して以降10連勝を飾った。

オークランドシティは、最近ニュージーランド代表にも召集されたストライカーのライアン・ドフリースが、20分にジョアン・モレイラからのクロスを流し込んで先制。

その4分後にも、カウンターアタックからドフリースのクロスをオスカー・ガルシアが頭で決めて2-0とし、30分過ぎには、ペナルティエリア内でガルシアがルイス・エバンスに倒されて得たPKをモレイラが決めて3-0とした。

その後もオークランドシティは畳みかけ、前半残り2分となったところで、ディフェンダーの岩田卓也の素晴らしいクロスをモレイラが決めてこの日2点目、4-0とリードを広げた。

前半の始めにガルシアとイヴァン・キャリルのチャンスを、相手ゴールキーパーのオリバー・セイルのファインセーブで立て続けに止められていなければ、前半の内に点差は更に開いていたかもしれない。

リーグ戦最多得点チームとしてこの試合に臨んだウェリントン・フェニックスではあるが、アンドリュー・ブレークの20メートルのシュートがクロスバーに当たった以外は、前半はタマティ・ウィリアムスが守るゴールに殆ど迫ることができなかった。

後半始めにフェニックスのルアイリ・カーヒルフルーリーのシュートがクロスバーが、オークランドシティは、後半10分にイヴァン・キャリルがセイルが弾いたリバウンドを自分で決めて5-0、チームとして今シーズン37点目を決め、総得点数でフェニックスに並んだ。

その後もオークランドシティは、60分にドフリースのこの日2点目のゴールで6-0とし、レギュラーシーズンの総得点数でリーグ首位に躍り出る。最後は、残り17分となったところで、アンドリュー・ミルニーがルーズボールを決めて7-0として締めくくった。

ASBプレミアシップ2014-15 第18節
3月14日(土)

ウェリントン・フェニックス 0-7 オークランドシティ(前半:0-4)
ウェリントン:フェニックス:
オークランドシティ:Ryan De Vries 20’, 60’, Oscar Garcia 24’, Joao Moreira (pen) 32’, 43’, Ivan Carril 55’, Andrew Milne 73’
Wellington Phoenix: 30. Oliver Sail (GK), 11. Kwabena Appiah (33. James McGarry 46’), 27. Louis Evans, 28. Xavier Pratt, 31. Andrew Blake, 32. Tamupiwa Dimairo, 35. Sam Wilson (41. Sam Gillespie 60’), 37. Nathaniel Hailemariam, 39. Joe Bell (43. Christian Johnson 79’), 42. Ruairi Cahill-Fleury, 44. Liam Wood
Substitutes not used: 36. Cherbel Khouchaba, 40. Marcel Kampman
Coach: Andy Hedge

Auckland City FC 1. Tamati Williams (GK), 2. Marko Dordevic, 3. Takuya Iwata, 10. Ryan De Vries, 13. Ivan Carril (11. Cameron Lindsay 70’), 15. Ivan Vicelich (5. Angel Berlang 59’), 19. Joao Moreira, 20. Oscar Garcia (19. David Browne 59’), 22. Andrew Milne, 23. Sam Burfoot, 25. Michael Den Heijer
Substitutes not used: 14. Sanni Issa, 24. Jacob Spoonley (GK)
Coach: Ramon Tribulietx

原文

フェニックス戦に向けて準備

オークランドシティFCのラモン・トリビュリエッチ監督は、明日行われるアウェーのウェリントン・フェニックス戦で、勝負できる状態で臨みたい、と語った。

2週間前にレギュラーシーズンの優勝を飾ったオークランドシティは、故障した選手を数人抱えており、トリビュリエッチ監督はプレーオフまでにこれらの選手を回復させたいと考えている。

「チームの中にケガをした選手が何人かいるので、来週以降厳しいスケジュールが待っていることを考慮し、これらの選手の扱いには気を配るつもりである」、とトリビュリエッチ監督は言った。

オークランドシティFCは、1月にホームで3-1の惨敗を喫したウェリントン・フェニックスと対戦するが、前回の借りを返すために全てを掛けるという考え方を、トリビュリエッチ監督は否定した。

FIFAクラブワールドカップでオークランドシティの中心メンバーとして活躍したアンヘル・ベルランガとジョン・アービングのふたりは、最近の試合で受けたケガの回復を優先させる。

「アンヘルとジョンの状態はそれぞれ異なっており、土曜日の試合でアンヘルは短い時間だけ出場させられればと考えているが、ジョンは難しいだろう」

「ジョンはまだ回復の途中であり、来週以降の試合で出場可能か早急に判断したい」

「来月のOFCチャンピオンズリーグまで殆ど毎週大事な試合が続くが、いかなる状況であろうとも戦えるチームを準備し、勝ちを狙いに行く」、とトリビュリエッチ監督は語った。

ウェリントン・フェニックスのリザーブチームは、シーズンを通して浮き沈みが激しく、半数の試合に勝ち、残りの半数の試合に負けており、アンディ・ヘッジ監督率いるこのチームは、安定したパフォーマンスを見せられていない。

オークランドシティの鍵を握るのは、オーストリアのブンデスリーガ、SV Riedから移籍してきたミッドフィールダーのイヴァン・キャリルだ。

キャリルの強力なフリーキックには全てのチームが注目しており、トリビュリエッチ監督は、自分と同じスペイン出身のキャリルがオークランドシティの攻撃の武器となる、と話す。

「キャリルの技術は誰もが認めている。今シーズンのチームにこれまでなかったオプションあり、キャリルのプレー全体と合わせ、チームに貢献できると考えている」

「キャリルは非常に完成度が高い選手で、フリークックだけでなく、ポゼッションに加わることも上手く、ボールのない場面での貢献度も大きく、これまでのキャリルにはとても満足している」、とトリビュリエッチ監督は言う。

明日のウェリントン・フェニックスのリザーブチームとの試合に集中する一方で、プレーオフの対戦相手がどのチームに決まっても、厳しい試合になることには変わらない、とトリビュリエッチ監督は気を引き締めた。

「正直に言うと、どのチームと対戦しても準決勝は難しい試合になるので、対戦相手に関わらずしっかりと準備したい」、とトリビュリエッチ監督は言った。

試合は、ウェリントンのニュータウンパークで午後2時にキックオフの予定。

試合情報

ASBプレミアシップ
2015年3月14日(土)
ウェリントン・フェニックス・リザーブ対オークランドシティFC
ニュータウンパーク
ウェリントン
キックオフ: 午後2時(ニュージーランド時間)

原文

Sunday 8 March 2015

キャリルのゴールでダービーを制す

能豊かなミッドフィールダー、イヴァン・キャリルのフリーキックによる決勝点により、オークランドティティFCは、今日行われたワイタケレ・ユナイテッドとのスーパーシティ・ダービーで1-0の勝利を収めた。

最近までオーストリア・ブンデスリーガでプレーしていたキャリルが、開始僅か9分に決めた強烈な決勝点により、オークランドは恩恵を得た。

しかしながら、15分にはオスカー・ガルシアのペナルティキックがポストを叩いたり、その直後に新しくニュージーランド代表にも召集されたバーフットが決定的なチャンスにシュートを浮かせてしまうなど、50回目となったりょうチームの対戦は、より大差でオークランドシティが勝てる可能性もあった。

途中交代で入ったアレック・ソロモンズが、後半遅くにデービッド・ブラウンへの危険なタックルで2枚目のイエローカードを受けて退場になったことにより10人となったワイタケレ・ユナイテッドは、いくつかのチャンスを生み出した。最も決定的だっのは、試合終了直前にクリス・ベイルが放ったアクロバティックなオーバーヘッドキックであったが、タマティ・ウィリアムスが体をいっぱいに伸ばした横っ飛びで辛うじて防いだ。

この勝利により、既にレギュラーシーズンの優勝を決め、総合優勝を狙うオークランドシティは、2004年11月21日に初めて対戦して以来続いているワイタケレ・ユナイテッドとのダービー戦、全ての大会での対戦を合わせて25勝目を挙げた。

キャプテンのアイヴァン・ビセリッチは、チームのパフォーマンスには満足したものの、多くのチャンスにミスが出たことを悔やんだ。

「我々はとても良いプレーをし、前半に多くのチャンスを作り出したが、バーフットが至近距離からのシュートを外したり、PKもポストに当たってしまった」

「ハーフタイムに入ったときには、もっと点が入るかと思ったが、選手たちは良く戦い勝利につなげることができた」、とビセリッチは話した。

オークランドシティの次の試合は、今期のレギュラーシーズン最後の試合となり、今シーズンニュージーランド国内で行われた試合で、ホームで唯一の黒星を喫しているウェリントン・フェニックス・リザーブと、アウェイで対戦する。

「先週試合が無かった後で行われた今日の重要な試合で、良いパフォーマンスを見せることができた。これは難しいことであった。我々は既にレギュラーシーズンの優勝を既に決めており、他のチーム程、勝ち点にこだわっていなかった」

「相手はペナルティエリアにロングボールを蹴り込んできて、リバウンドを拾われて危ない場面もあったが、タマティがスーパーセーブで防いだ。後は、試合の始めにあったチャンスをもっと決めていれば、より点差を開くことができた」

「この勢いを乗っていきたい。我々は先週試合が無かった。ここで勝てたことは良かったので、来週も是非勝ちを狙っていく。ワイタケレも今日は良いプレーを見せたが、来週のフェニックスも同様に手強い相手となるだろう」、とビセリッチは言った。

試合結果

ASBプレミアシップ 第15節
オークランドシティFC 1 (イヴァン・キャロル 9')
ワイタケレ・ユナイテッド 0
前半:1-0

原文

Friday 6 March 2015

バーフットとドフリース、ニュージーランド代表に

ニュージーランド代表のアンソニー・ハドソン監督は金曜日、3月31日にソウルで韓国代表と対戦試合へ向けて、若手を含むメンバーを発表した。

2018年FIFAワールドカップ出場を目指すチーム作りを進める中、ハドソン監督のメンバー選考には、若手の有望選手に経験を積ませ、その中からロシアを目指すチームの中心となる選手が現れることを期待する意図が垣間見える。

今回初召集された8選手の内4人は海外に拠点を置く選手である。ギリシャスーパーリーグのPAS Gianninaに所属するディフェンダーのThemistoklis Tzimopoulos (29)とルーマニアリーガ1のUniversitatea Cluj に所属するミッドフィールダーのBenjamin van den Broek (27) も召集された。

更に、ニュージーランド年代別代表のMax Crocombe (イングランドリーグ2、Oxford United) とStefan Marinovic (ドイツ3部、SpVgg Unterhaching)も召集された。

Crocombe は、Storm Roux、Bill Tuiloma、Tyler Boydを擁し2013年にトルコで開催されたU20ワールドカップに出場したメンバーであり、一方のMarinovicは、2011年にコロンビアで開催されたU20ワールドカップに出場したメンバーである。

前回、中国とタイに遠征した際にゴールを守ったJake Gleesonは、ケガのため今回は召集を見送られた。

ハドソン監督は、Tzimopoulosとvan den Broekは、ニュージーランド代表としてプレーする資格のある選手を世界中から独自に探して見つけたと言う。

「多くの選手の名前がリストに挙がったが、その中の何人かはチームにクオリティと深みを与えることができると感じ、その中からこの2人を選んだ」、とハドソン監督は語った。

「Themiについては、ウェリントンで我々に連絡を取ってきた者を通してつながった。彼の家族の出身地でもある。Benjaminは市民権を申請していたし、Ryan Thomasが彼を推薦し、申請プロセスを支援してもいた」

「候補選手の名前が挙がってからは、彼らの試合をチェックし、過去の試合を見て、ようやく選手を選び、召集に至った」

一方で、ニュージーランドを拠点とする4選手も、今回代表チームに初召集された。

オークランドシティFCのサム・バーフット(20)とライアン・ドフリース(23)の2人にとってはフル代表として初の出場チャンスである一方で、ワンダラーズSCのSam BrothertonとClayton Lewisも召集された。

ハドソン監督は、Brotherton (18) やLewis (18)らは、ニュージーランドサッカー協会が推進、エリートレベルの選手養成を要請するために作られたチームでのパフォーマンスが評価されてチャンスを手にした。

「今回召集した選手の動向は常に追っており、実際に練習や試合を見て、我々のチームにふさわしいと判断した。技術とパフォーマンスだけでなく、強い個性を持っていることを基準に今回選手を選んだ」

「これからオリンピック予選が終わるまでは、若手の誰をフル代表に引き上げ、ワールドカップ予選を戦うメンバーに加え、我々の時間と全ての力を注いで育てるかを見極める段階である」

ハドソン監督は、ニュージーランド代表の今後へ向けての基礎固めをした後で、FIFAランキング54位の韓国と3月に対戦する目的は明確であると言う。

「今回の遠征では、高い目標を掲げる。プレースタイルが何処まで進歩したかを確認したい。レギュラーメンバーの多くは、これまでの何度かの遠征に参加し、プレースタイルを作り上げてきた。新しい選手には、プレースタイルを理解し、チームに貢献することを期待する」

「トップレベルの選手を擁するアジア最強レベルのチームにどこまで通用するか試したい。特に2、3年の内にこのレベルの試合で、このレベルの選手と対戦するすることが期待される若い選手にとっては、またとない経験を積む機会となるであろう」

ニュージーランド代表(韓国戦)
2015年3月
(代表出場試合数/得点/所属クラブ)

ゴールキーパー
Max Crocombe (0/0 – Oxford Utd, ENG)
Stefan Marinovic (0/0 - SpVgg Unterhaching, GER)
Defenders
Michael Boxall (11/0 – Wellington Phoenix, NZL)
Sam Brotherton (0/0 – Wanderers SC, NZL)
Thomas Doyle (1/0 – Wellington Phoenix, NZL)
Louis Fenton (1/0 – Wellington Phoenix, NZL)
Winston Reid (capt – 18/1 – West Ham Utd, ENG)
Storm Roux (6/0 – Central Coast Mariners, AUS)
Themistoklis Tzimopoulos (0/0 - PAS Giannina FC, GRE)
Deklan Wynne – (2/0 – Wanderers SC, NZL)

ミッドフィールダー
Sam Burfoot (0/0 – Auckland City FC, NZL)
Clayton Lewis (0/0 – Wanderers SC, NZL)
Michael McGlinchey (30/3 – Wellington Phoenix, NZL)
Ryan Thomas (4/0 – PEC Zwolle, HOL)
Bill Tuiloma (7/0 – Olympique Marseille, FRA)
Benjamin van den Broek (0/0 - FC Universitatea Cluj, ROM)

フォワード
Kosta Barbarouses (28/2 – Melbourne Victory, AUS)
Tyler Boyd (5/0 – Wellington Phoenix, NZL)
Ryan De Vries (0/0 – Auckland City FC, NZL)
Marco Rojas (20/1 – FC Thun, SWI)
Joel Stevens (2/0 – Wellington Phoenix, NZL)
Chris Wood (37/13 – Ipswich Town FC, NZL)

マネジメントスタッフ
Head coach: Anthony Hudson
Assistant coach: Alex Armstrong
Goalkeeper coach: Paul Gothard
U-20 Head coach: Darren Bazeley
Manager: Rob Pickstock
Doctor: Chan Dassanayake
Head Physio: Roland Jeffrey
Physio: Mark Palmer
Sports Scientist: Aidan Wivell
Performance Analyst: Jase Kim
 試合予定
韓国代表対ニュージーランド代表
3月31日火曜日午後8時(ニュージーランド時間4月1日水曜日午前12時)
ソウルワールドカップスタジアム(ソウル)

関連情報
アンソニー・ハドソン監督インタビュー(www.phototek.co.nz作成)

原文

Thursday 5 March 2015

50回目のスーパーシティ・ダービーに向けて

オークランドシティFC対ワイタケレ・ユナイテッドのライバル対決となるスーパーシティ・ダービーが、日曜日に行われるASBプレミアシップの試合で、節目となる50試合目を迎える。

両チームが初めて対戦したのは2004年11月21日。トラスツ・アリーナで行われた試合で、オークランドシティが、ポール・ウルロビッチの2ゴールとリアム・ムルルーニーの1ゴールで、ワイタケレの反撃をカーリン・ジョーダンPK1点に抑え、3-1で勝利を収めた。

その後両チームは、10年間で49回対戦しているが、オークランドシティFCのラモン・トリビュリエッチ監督は、ワイタケレ・ユナイテッドについて、敬意を払うべき強力なライバルであると話した。

「今回のワイタケレ・ユナイテッドとの対戦は、我々にとって難しい試合になるだろう」

「スーパーシティ・ダービーであることを差し引いても、このカードはいつも、素晴らしい試合になるあらゆる要素を揃えている」

「ワイタケレも、ASBプレミアシップのプレーオフ進出を狙っている」、とトリビュリエッチ監督は語った。

加えて今回のスーパーシティ・ダービーの見どころとなるのは、オークランドシティFCに以前在籍したデービッド・マリガンとクリス・ベールのプレーである。

スーパーシティ・ダービーを何度も出場しているジェイク・バトラーのシンガポールリーグからの復帰は、このニュージーランド国内で最も熱いライバル対決に経験と知識を加えることになる。

「ワイタケレは、中盤のバトラー、マリガン、ベールといった選手を揃え、非常に経験豊富でバランスの取れたチームとなっている」

「加えてディフェンスには、アンディ・ボイエンス、ブライアン・シェリーといった選手を揃え、対戦相手を苦しめる」

「ここに名前を挙げた選手達は、今回の様な試合の戦い方を心得ており、先週試合の無かった我々は、もう一度戦う姿勢を取り戻さなければならない」、とトリビュリエッチ監督は言った。

数々の歴史に彩られたカードを日曜日に控え、トリビュリエッチ監督は、今回も自分達のプレーをすることを心掛けるが、先週試合がなかったことで次の試合までに十分な準備ができることはありがたかった、と語った。

「カンタベリー戦では、その前に行われたチーム・ウェリントン戦とミッド・ウィークのワイBOP戦の代償を払う形となった」

「カンタベリー戦の最初の20分は難しい展開となった。良くまとまったライバルとの対戦で、我々は身体的、精神的に試合に慣れるまでに時間がかかった」

「しかし、一旦試合に慣れてからは、十分なチャンスを作り、勝ち点3とレギュラーシーズンの優勝をものにすることができた。

「精神的にリフレッシュする良い機会をではあったが、今シーズン行われるビッグゲームのひとつであるスーパー・シティダービーに向けて、素早く気持ちの切り替えができればと思う。この試合では、我々の持てる最大限のインテンシティとダイナミズムが求められる」、とトリビュリエッチ監督は言った。

この試合は3月8日、日曜日の午後2時に、キューウィテアストリートでキックオフの予定。

原文