Sunday 8 March 2015

キャリルのゴールでダービーを制す

能豊かなミッドフィールダー、イヴァン・キャリルのフリーキックによる決勝点により、オークランドティティFCは、今日行われたワイタケレ・ユナイテッドとのスーパーシティ・ダービーで1-0の勝利を収めた。

最近までオーストリア・ブンデスリーガでプレーしていたキャリルが、開始僅か9分に決めた強烈な決勝点により、オークランドは恩恵を得た。

しかしながら、15分にはオスカー・ガルシアのペナルティキックがポストを叩いたり、その直後に新しくニュージーランド代表にも召集されたバーフットが決定的なチャンスにシュートを浮かせてしまうなど、50回目となったりょうチームの対戦は、より大差でオークランドシティが勝てる可能性もあった。

途中交代で入ったアレック・ソロモンズが、後半遅くにデービッド・ブラウンへの危険なタックルで2枚目のイエローカードを受けて退場になったことにより10人となったワイタケレ・ユナイテッドは、いくつかのチャンスを生み出した。最も決定的だっのは、試合終了直前にクリス・ベイルが放ったアクロバティックなオーバーヘッドキックであったが、タマティ・ウィリアムスが体をいっぱいに伸ばした横っ飛びで辛うじて防いだ。

この勝利により、既にレギュラーシーズンの優勝を決め、総合優勝を狙うオークランドシティは、2004年11月21日に初めて対戦して以来続いているワイタケレ・ユナイテッドとのダービー戦、全ての大会での対戦を合わせて25勝目を挙げた。

キャプテンのアイヴァン・ビセリッチは、チームのパフォーマンスには満足したものの、多くのチャンスにミスが出たことを悔やんだ。

「我々はとても良いプレーをし、前半に多くのチャンスを作り出したが、バーフットが至近距離からのシュートを外したり、PKもポストに当たってしまった」

「ハーフタイムに入ったときには、もっと点が入るかと思ったが、選手たちは良く戦い勝利につなげることができた」、とビセリッチは話した。

オークランドシティの次の試合は、今期のレギュラーシーズン最後の試合となり、今シーズンニュージーランド国内で行われた試合で、ホームで唯一の黒星を喫しているウェリントン・フェニックス・リザーブと、アウェイで対戦する。

「先週試合が無かった後で行われた今日の重要な試合で、良いパフォーマンスを見せることができた。これは難しいことであった。我々は既にレギュラーシーズンの優勝を既に決めており、他のチーム程、勝ち点にこだわっていなかった」

「相手はペナルティエリアにロングボールを蹴り込んできて、リバウンドを拾われて危ない場面もあったが、タマティがスーパーセーブで防いだ。後は、試合の始めにあったチャンスをもっと決めていれば、より点差を開くことができた」

「この勢いを乗っていきたい。我々は先週試合が無かった。ここで勝てたことは良かったので、来週も是非勝ちを狙っていく。ワイタケレも今日は良いプレーを見せたが、来週のフェニックスも同様に手強い相手となるだろう」、とビセリッチは言った。

試合結果

ASBプレミアシップ 第15節
オークランドシティFC 1 (イヴァン・キャロル 9')
ワイタケレ・ユナイテッド 0
前半:1-0

原文

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