Friday 20 March 2015

オークランドシティが、バヌアツの復興に協力

オークランドシティFCは、先週末にサイクロンの被害を受けたバヌアツの復興に協力するために、サッカー用品と現金の寄付を行う。

オークランドシティは、10年間に渡り、バヌアツのサッカー界及びビジネス界と強い絆を気づいてきた他、バタフライ基金と協力して離島の学校へ教育プログラムを提供する活動に協力してきた。

壊滅的な被害を受けたバヌアツでは、3,300人が避難所に避難しているが、離島の被害についてはまだ詳しく分かっていない。

オークランドシティFCのアイヴァン・バクシッチ会長は、我々のクラブはバタフライ基金と協力して一刻も早く対応方法を考えたいと話した。

「我々はこの数年間、ポートビラや離島の地域社会にサッカー用具を寄付することを通じて、バヌアツで積極的に活動をしており、今回の災害にクラブの誰もが心を痛めている」

「バタフライ基金はバヌアツ全域の学校で積極的に活動しており、我々がポートビラで試合を行う時は沢山の観客に応援して頂き、現地のビジネスとも良好な関係を築けている」

「我々は、バタフライ基金を通じてサッカー用具と共に現金の寄付を行い、少しでも被災者の救済に役立てればと思う」、とバクシッチ会長は語った。

オークランドシティFCは、OFCチャンピオンズリーグや最近ではOFCプレジデントカップで、バヌアツのアミカレと度々熱戦を繰り広げている。

「アミカレとその後に続くタフェアFCは、近年バヌアツのサッカー界をけん引しており、OFCチャンピオンズリーグ決勝の第1戦で前回我々がポートビラを訪れた時には、1万人のサポーターがスタジアムに足を運んだ」

「バヌアツの人々は情熱的で自分達のサッカーについて良く理解しており、最近の試合でアミカレが我々を苦しめていることからも、そのレベルの高さがうかがえる」

「バヌアツの被災した様子を見るのは心が痛み、オークランドシティFCの小さな貢献が、少しでも復興の役に立ってくれたら嬉しい」と、バクシッチ会長は言った。

オークランドシティFCとアミカレはこれまで、OFCチャンピオンズリーグで2回とOFCプレジデントカップで1回の合計3回大きな大会の決勝て対戦しており、最近2回の対戦ではオークランドシティがいづれも僅か1点差で勝っている。

最近では、オークランンドシティは、試合会場で集めた寄付金をバタフライ基金を通じて、奨学金、図書館の設立、教室の照明設置、現地の看護師にトレーニングを提供する医師の調整などに役立てている。

バタフライ基金のデービッド・コルバート氏は、被災地の復興を進める為に寄付は欠かせないと語った。

「バタフライ基金は、バヌアツで現地の復興を支援していく。生徒が学校に通え、医療サービスが機能し、健康と教育に必要な物資が届けられるように、学校、医療施設のインフラの再建などが活動に含まれる。

「我々は、皆さんからの現金、男女、子供のための衣料のいずれにも心から感謝している」と、コルバート氏は語った。

オークランドシティFCは、これからの2週間、長年のライバルであるワイタケレ・ユナイテッドとASBプレミアシップのプレーオフ準決勝で対戦するが、2015年3月29日、日曜日にホームで開催される試合でもバタフライ基金に送るための募金を行う。

原文

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