Friday 20 March 2015

トリビュリエッチ監督、プレーオフ準決勝に向けて気を引き締める

厳しい戦いになるだろう―オークランドシティFCのラモン・トリビュリエッチ監督は、土曜日にフレッド・テイラーパークで行われるASBプレミアシッププレーオフ準決勝ファーストレグを前に、気を引き締めた。

レギュラーシーズンでワイタケレ・ユナイテッドと対戦した2試合ではいずれも1-0の僅差で勝利を収めているオークランドシティではあるが、トリビュリエッチ監督は、直前の対戦結果から多くのことを推測するのは危険であると考える。

プレーオフには、新たな心構えで臨まなければならない、とトリビュリエッチ監督は話す。

「我々はこの一週間、気持ちの切り替えの必要性について話してきた。これまでの2試合と今回の試合の違いについて、我々は理解しており、より高いレベルのインテンシティを発揮したい」

「厳しい戦いになるだろう。ワイタケレ・ユナイテッドは今回のような試合に慣れた経験豊富なチームであり、我々は土曜日の試合で勝負するにはより高いレベルのプレーが求められる」と、トリビュリエッチ監督は言った。

現在10連勝で、数週間前にレギュラーシーズンの優勝を決めているオークランドシティのトリビュリエッチ監督は、この大事な試合を前に二人の中心選手の状態を見極めようとしている。

アンヘル・ベルランガは軽いケガのためこの数週間試合から遠ざかっており、一方のダレン・ホワイトは復帰間近である。

両選手とも、オークランンドシティFCと共にプレーオフで多くの試合経験があり、現在好調のチームに新たな厚みをもたらすことができる。

「アンヘルとダレンのフィットネスが回復したら今回の試合に使える」

「しかしながら、メンバーの選考をするに当たって、今回の試合に対しどのように臨むかをじっくりと考えなければならない」と、トリビュリエッチ監督は語った。

プレーオフ進出を掛けたレギュラーシーズンでは第4位に終わったワイタケレ・ユナイテッドではあるが、第2位のチーム・ウェリントンを相手に行われた先週の試合では4-0で快勝している。

オークランドシティは、今シーズン、FIFAクラブワールドカップに出発する前に行われたチーム・ウェリントンとの試合で、4-0のスコアで悪夢の敗戦を喫している。

これらの結果に加え、プレーオフでのダービーという特別の要素も考慮し、トリビュリエッチ監督は、アウェーで行われるファーストレグに特に注意を払っている。

「今回はスーパーシティダービーであり、毎回ダービーでは緊迫した試合になり、ほんの僅かな差が試合を決める」

「この2試合は僅差の試合になるだろう」

「細かいところが大切になるので、この部分をしっかり準備したい」

「ファーストレグをアウェーで戦うことが、有利か不利かを判断するのは難しい」

「何事にも当てはまることではあるが、物事には一長一短がある。大事なことは、その時の状況を受け止め、2試合とも良い戦いをすることである」と、トリビュリエッチ監督は言った。

試合は、3月21日、土曜日の午後2時にフレッド・テイラーパークでキックオフの予定。

セカンドレグは3月29日、日曜日の午後2時にキューウィテアストリートでキックオフの予定。

ASBプレミアシップ、プレーオフの決勝は4月5日、日曜日に行われる。

原文

No comments:

Post a Comment