Monday 7 December 2015

「家族に誇りを」 Clayton Lewis選手インタビュー


「めげない忍耐力と日々の努力が報われた。」と木曜日のFIFAクラブワールドカップ、サンフレッチェ広島戦のスターティングイレブンに食い込んだClayton Lewisは語った。

まだ弱冠18歳の彼はニュージーランド代表として既に3試合の経験を持つが、そんな彼もRyan De VriesJoao Moreira, やソロモン諸島代表のMicah Lea'alafaを前にオークランドシティFCでは控えに甘んじていた。

しかし Lewisは、そんな環境にもめげることなく、日々努力を続けた。その結果、負けたら終わりのこの大一番での先発の座をつかんだ。

「試合の際に先発だろうが控えそれは重要ではない。大事なのは常に自分のベストを出し切ることだ。たとえそれが練習でもね。ポジションについても同じさ、自分は攻撃的なMFのポジションが一番快適だけど、与えられたポジションのどこでもやるよ。」

「地元チームでプレーしたいのもあるけど、クラブワールドカップ出場はオークランドシティFCに加入した大きな理由でもあるからね。」

「オークランドシティFCの魅力的なポゼッションとパスのサッカーは自分にとても合っていると思ったからね。」

共にニュージーランドU-20ワールドカップを戦ったチームメイトのTe Atawhai Hudson-WihongiJesse EdgeそしてMichale Den Heijerとはポゼッションの際にも歯車が噛み合ったようなプレーをしている。

彼にとってオークランドシティFCのポゼッションサッカーを理解し、プレーするのはそれ程大変ではなく、その経験が彼を若くしてニュージーランドのフル代表選手にした。

「オークランドシティF Cのサッカースタイルにスイッチするのは、そこまで大変ではなかったよ。ワンダースSCでは、相手のゴール前まで可能な限りボールを保持し続けるようなサッカーをしていて、それはオークランドシティFCのサッカーにも似ているからね。」

「ニュージーランド代表としての遠征はとても光栄で特別なものだった。また自分には代表の前にもアジアのサッカーを知る機会があったからね。それらの経験が今回の試合でも活きると思っているよ。」

Lewisはチームが今回の広島(3度もJリーグチャンピオンに輝く)のようなチームを相手にする時こそ、自身のめげずに全力を出し切れる気持ちがチームに貢献できると信じている。

「日本のプレーヤーはパスやボールコントロールの技術がとても高い。サンフレッチェとの試合はとってもタフなものになると選手みんなが理解しているよ。試合を通して中盤から守備をしっかり固めながら集中を切らないことがまずは大事になるね。」

彼のパスポートにはこれまで彼が遠征した国のスタンプが押されているが、日本の印象は?

「ニュージーランド代表として韓国には遠征したことがあったけど、日本は今回が初めてだよ。また違った文化で日本はサッカーにも熱狂的だし、とても楽しんでいるよ。」

Lewisは今回、名誉あるチームのマスコットであるCam the Kiwiのサポート役の役目に任命されている。過去にはDavid BrowneOli Sail Simon Armsが務めていた。

Lewisが任命されたのは、彼の使命感とその素質が彼の父親譲りだと思われるからだろう。彼の父親(Barry Lewis)ASBプレミアシップのYoungHeart Manawatu (正式名称:Manawatu United)OFCチャンピオンズリーグのKiwi FCでプレーしていた。

「父親のBarryは常に自分が全力を出し切るために、自分を激励してくれていた。ゴールを決めてオークランドシティFCに貢献してチームや家族に誇りに思われる存在になりたい。」

オークランドシティFC210()19:45キックオフでFIFAクラブワールドカップの初戦をJリーグチャンピオンのサンフレッチェ広島に挑む。
 

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