Saturday 12 December 2015

オークランドシティFC、広島戦へ準備万端

20151210日、横浜)Ramon Tribulietxは今夜のクラブワールドカップでサンフレッチェ広島と対峙すれば、オークランドシティFCには隠れ場所がない、と横浜で語った。

日本の王者はJリーグチャンピオンシップでガンバ大阪との二連戦を勝利したばかりで、森保一名監督の下4年間で3度目となるタイトルを獲得している。

キープレイヤーの佐藤寿人、森崎和幸やクロアチアのタリスマンのミハエル・ミキッチはコンディションもよくモチベーションも高い。

今では広島はおそらく、同じく横浜で三年前にオークランドシティFCを1-0で倒したときよりも手ごわいチームになっているだろう。

早いパス回しとオフザボールでの運動量の多さでサンフレッチェは2012年、2013年とJリーグの連覇を果たし、変わらないその戦術でビッグゲームでも高いパフォーマンスを発揮する。

しかし昨年オークランドシティFCが銅メダルを獲得した快進撃もあり、広島との試合でサプライズを起こすという見方もある。

依然として国内の各試合のクオリティや経済力には大きな差があり、それが壁として彼のチームの前に立ちはだかっているとTribulietxは述べた。

「日本のチャンピオンはリーグを制したばかりでモチベーションもとても高くなっている。厳しい試合になるだろう。」

「私たちはアウェイで1試合限りの対戦をする。求められているレベルに達することは経験が十分にあるかどうかにかかわらず、難しいだろう。」

「しかし、昨年の経験もあり、私達はより早く今夜のゲームに適応できるだろう」と彼は述べた。

広島はチャンピオンシップでは、かなり短い試合間隔で37試合もの長いシーズンを闘ってきた。

一方でオークランドシティFC124日に横浜と11の引き分けの試合で士気を高めてきた。

しかし、その結果と広島の潜在的な疲労がオークランドシティFCに有利に働くという推測はTribulietxによって否定された。

「直前のタイトルがどのように働くかはなんとも言い難い。広島はここ最近、優勝争いの中にいた。そして私たちはこの10日間真剣勝負の試合はしてこなかった。」

「横浜との練習試合は行ったが、真剣勝負ではなかった。」

Jリーグでのガンバ大阪への勝利は広島にとって難しいもので、試合は接戦だった。しかし、勝利の興奮と安堵は次の試合へと気持ちを高め得るものである。」

「私たちはタフな試合への準備はできている。そして広島が日本でベストなチームであることもわかっている。彼らは優勝に値するチームだ。彼らのチームにはタレントが揃っていて、私たちにとっては厳しいものになるだろう。」と彼は言った。

Tribulietxは昨夜、横浜国際総合競技場でAngel Berlangaも入れたフルメンバーでチームの公式練習を行った。

昨年度のモロッコ大会で、もう一人のオークランドシティFCのキープレイヤーであったMarko Dordevicは横浜との引き分けた試合での怪我があったが、一週間のトレーニングを終えた。

その試合の審判団はカメルーンの主審Alioum、副審Evarist MenkouandeElvis Noupueが務める。

試合は現地時間の午後745分(ニュージランド時間では午後1145分)キックオフでSky Sportで放送される。

 
試合詳細

FIFA クラブワールドカップ

20151210日木曜日

サンフレッチェ広島 vs オークランドシティFC

日本、横浜国際総合競技場

現地時間午後745/ニュージランド時間午後1145分キックオフ

オークランドシティFC: 1. Jacob SPOONLEY (GK), 2. Marko DORDEVIC, 3. 岩田卓也, 4. Mario BILEN, 5. Angel BERLANGA (c), 6. Jesse EDGE, 7. Mikel ALVARO, 8. Michael DEN HEIJER, 9. Darren WHITE, 10. Ryan DE VRIES, 11. Te Atawhai HUDSON-WIHONGI, 12. Adam McGEORGE, 13. Alfie ROGERS, 14. Clayton LEWIS, 16. Dae Wook KIM, 17. Joao MOREIRA, 18. Danyon DRAKE (GK), 19. Micah LEA'ALAFA, 20. Emiliano TADE, 21. Nathanael HAILEMARIAM, 22. Andrew MILNE, 23. Sam BURFOOT, 24. Liam ANDERSON (GK).

監督: Ramon TRIBULIETX

オークランドシティFCが大会記録を達成

オークランドシティFCは今夜、横浜での試合前にFIFAクラブワールドカップの一つの歴史を作り上げた。

ニュージランド・オセアニア代表としてオークランドシティFCが出場できず、Waitakere Unitedが出場した2007年、2008年を除いて、Ramon Tribulietx監督のチームはクラブワールドカップのファイナルに7回進出している。

しかし、他の特筆すべき記録もある。

すべての地域の全クラブの中で7回出場という数字は、今大会において最高であるが、オークランドシティFC5回連続ファイナル進出も一つの記録である。

ASBプレミアシップの優勝チームは、エジプトのAl-Ahlyと同じく、12回もクラブワールドカップのファイナルに進出している。

Ramon Tribulietxは監督として5度目となる2015年度大会で、ファイナル進出をもっとも経験した監督である。さらに、彼は2009年度にオークランドシティFC5位入賞した際もテクニカルアドバイザーとしてチームの一員でもあった。

また、トーナメントに最多出場記録を持つ選手はDaniel Koprivcicである。2007年、2008年、2009年、2011年、2012年、2013年の6回ファイナルに出場している。Koprivcicはネイビーブルーとして4回、Waitakere Unitedとして2回出場している。

Emiliano Tadeも今大会で5度目の出場となり、大会に連続出場した選手としてIvan Vicelichを超すだろう。Vicelich4度出場しているが、今年は怪我で出場を見送っている。

原文

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