Friday 24 April 2015

岩田がフィジーの小学校にサッカー用具を寄付

オークランドシティの岩田卓也が、ナシヌ小学校の子供達に、サッカー用具の入った14箱の贈り物を届けた。

OFCチャンピオンズリーグで戦うオークランドティFCのディフェンダーとしてフォージーを訪れている岩田(32)は、現地の子供たちがサッカーを心から楽しんでプレーする姿を目にし、サッカー用具を取り寄せた。

岩田は、ソーシャルメディアを利用して、自分の母国である日本に支援を呼びかけ、スパイク、練習着、レプリカユニフォーム等を贈り、大きな反響を呼んだ。

 「自分のアイデアではないのですが、友人からソーシャルメディアを通じて提案があり、協力しながらサッカー用具を集め、フィジーの子供達に贈りました」

「フィジーの人々は、どこへ行っても笑顔で優しく迎えてくれ、みんなスポーツやサッカーが大好きでした」

「ですが、驚いたことに、私達が参加しているオセアニアチャンピオンズリーグのある試合で私に気持ち良く接してくれたボールボーイや沢山の子供達が、靴やスパイクを持っていない事に気付いたのです」と、岩田は語った。

「そこで、私がささやかな行動を起こす事で、人々の暮らしを少しでも変える事ができればと思いました」

オークランドシティFCのメディアマネジャーのゴードン・ワトソンは、今回の寄付はサイクロンの壊滅的な被害を受けたバヌアツに対して行ったクラブの社会貢献活動と関連している、と説明した。

「我々は、これまで3年間に渡り、バタフライ基金を通じて、バヌアツの離島の学校にスポーツ用具を贈ってきた。今回の岩田選手の寄付は、人々に届く新たな方法である」

「オークランドシティFCは、オセアニアを代表するクラブのひとつとしての責任を感じており、これまでにこの地域を代表して世界大会に出場できたことを誇りに思う」

「我々はこの地域に暮らす市民であり、同じ地域に暮らし我々と同じようにサッカーを愛するものの物資に恵まれない人々を支援するのは当然である」と、ワトソンは語った。

ナシヌ・ムスリム小学校を訪問する岩田卓也選手

原文

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