Saturday 2 January 2016

オークランドシティFC首位に返り咲く

(ハミルトン)オークランドシティFCはワイBOPユナイテッドとのアウェイ試合での勝利を受けて、2015年をASBプレミアシップ首位で終えることとなった。

昨シーズンチャンピオンのオークランドシティFCは、この試合Marko Dordevic, 岩田卓也、Joao Moreira更にはJacob Spoonley4選手を通常のスターティングメンバーから変更しなければならなかった。

この機会にRamon Tribulietx監督はGKDanyon DrakeDFにはJesse EdgeAlfie Rogersの計3選手を新たに先発に起用した。

慎重に進める前半にも試合開始9分にはMario Bilenのシュートがポストを直撃。他にもRyan De Vriesが放ったシュートは相手GKZac Speedyに止められるなど、慎重ながらも試合を優位には進めた。

この試合、開始18分にも元ニュージランド年代別代表のSpeedyは、Emiliano TadePKをセーブし、再びスポットライトを浴びた。

しかしPKの直後のコーナーキックをショートコーナーで始めたオークランドシティFCは、外にいたBilenのシュートのコースが変わり、そのボールに反応したRyan De Vriesがクロスを上げると最後はDae Wook Kimが押し込み、ワイBOPユナイテッドの勢いを瞬時に落胆へと変えた。

ホームのワイBOPユナイテッドは、前半終了10 分前にフリーキックからの混戦でRyan Tinsleyが右ポストに直撃のシュートを放つなど、失点直後にもオークランドシティFCゴールへ迫ってきた。

しかし、その5分後にはリスタートからオークランドシティFCがゴール前に迫り、最後はTadeが右足でシュートを放つもGK Speedyのゴール上を越えていった。

20歳の相手GK Speedyは、後半にもDe Vriesとの11の局面も防ぐなど、この日素晴らしい活躍を見せていた。

残り18分を切ったところでワイBOPユナイテッドはWade Molonyがネットを揺らすもゴールはオフサイド判定となる。更には後半アディッテョナルタイムに訪れた、この試合一番のチャンスにも決め切ることはできなかった。

Ramon Tribulietx監督はオークランドシティFCの新たな若手メンバーのパフォーマンスと勝利という結果に喜んだ。

「今回、Jesse EdgeAlfie RogersDanyon Drakeの3選手のような若手スターを起用できたことはこの試合でも特記すべきことだろう。」

「彼らは非常に若い選手であり、クラブにとって希望でもある。試合を通して彼らは上手くチームにはまっていたし良い試合ができたと思う。」

Tribulietx監督は3点目が遠く、そのプラス1点が奪えなかったことが、試合をより厳しい試合へと展開してしまったと語る。

「今日はとても激しい試合だった。ワイBOPユナイテッドはフィジカルも強く前から強くプレスをかけて積極的なアプローチをかけてきていた。」

「それによって、少し展開の早い試合になったが、前半はしっかりと対応できていたと思う。後半に入って3点目を奪えなかったことが試合を難しくしてしまった。しかし、試合を通して相手のプレスや勢いにもしっかり対応して試合展開できたことが勝利にはつながった」

オークランドシティFCの次の試合は、110()にホームでサザンユナイテッドを迎える。

20151220()試合結果
ワイBOP ユナイテッド 0
オークランドシティFC  2 (Dae Wook KIM 18', Emiliano TADE 50')
ハーフタイム: 0-1.

原文

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