快晴だが肌寒い中行われた、この試合は前半30分に、Dae Wook KimのクロスをJoao Moreiraが合わせてオークランドシティFCが先制した。
Moreiraはその後に、飛び出してきたGKの頭上を抜くシュートを放つが、バーに当たりリバウンドしたボールは奇跡的にも再びバーに当たり、横浜FCを突き放すことは出来なかった。
オークランドシティFCはその跳ね返りにもシュートを放つが、そこは横浜FCのGK渋谷 飛翔に阻まれた。
リードを2点に広げられなかったオークランドシティFCは、前半のアディッショナルタイムにショートコーナーからの素早いリスタートを野崎 陽介に押し込まれ、同点とされてしまう。
その後、試合は両チームともにメンバーを入れ替えるものの、それぞれのチャンスを決めきれず、もどかしい試合展開となった。
特に危ないシーンとしては、GK のDanyon Drakeがペナルティーエリアから引き出されスライディングするも放たれたボールは無人のゴールへ入るかと思われたが、DFのMichael Den Heijerがギリギリのところをヘディングでクリアした。
Den HeijerとJesse Edgeの2人はこの日、良いパフォーマンスをみせ試合を楽しんでいた。特にASBプレミアシップでMarko DordevicやAngel Berlangaに出番を譲ってしまっている状況のEdgeは、大いに試合を楽しんでいた。
ニュージーランド年代別代表にも選ばれるDen
Heijerはとても良い動きができたと試合をこう振り返った
「横浜FCはよく走る強いチームで、そのおかげでよく走らされた試合だった。チームとしては前半良いスタートが切れたが、後半で失速してしまった。しかし試合全体を通してよく走れた良い試合だったと思う。」
「多くの選手が長時間の飛行機移動で足も重く、とても良いコンディションではなかったが、よく走り、チームにとってとても良い試合だった。」
Edgeはここまでチャンスを得るまで、我慢してなければならなかったが、それでも文句を言うことなく、こう振り返った。
「オークランドシティFCはとても良いチームだ。このチームには良い選手がたくさんいるし、チームがここに来るまでには長い時間がかかっている。そのため、時には我慢することが必要なのは理解している。それでもこのチームの一員としてプレー出来ていることが嬉しいよ。」
そんな彼も前半のMoreiraの2度バーに当たったシュートの話になると声をあげて話していた。
「あんなクレイジーな出来事見たことがない。絶対に入ると思ったシュートがピンポンのように跳ね返るなんて信じられないよ。でも、とにかくここから飛行機移動の疲れを取って、クラブワールドカップに向けて良い準備をしていかないと」
練習試合
2015年12月4日(金)
横浜FC vs オークランドシティFC
場所:保土ヶ谷球技場
時間:日本時間14:00
横浜FC 1(野崎 陽介 45+1')
オークランドシティFC 1(Joao MOREIRA 28')
結果: 1-1
横浜FC 先発
1. 渋谷 飛翔(GK),2. 野上 結貫,5. 野村 直輝,8. 佐藤 謙介,9. 黒津 勝,
14.小池 純輝,20. 中里 崇宏,25. 石井 圭太,27. 楠元 秀真,32.永田 拓也,
34.ロク・シュトラウス
横浜FC 控え
13.野崎 陽介,21.村井 泰希,22.井手口 正昭,26.高丘 陽平,28.森本 良,33.青木 翔太
他9名
監督: 中田 仁司
オークランドシティFC: 1. Jacob SPOONLEY
(GK)(c), 3. 岩田 卓也, 4. Mario BILEN, 6. Jesse EDGE, 7. Mikel ALVARO, 8.
Michael DEN HEIJER, 10. Ryan DE VRIES, 11. Te Atawhai HUDSON-WIHONGI, 16. Dae Wook KIM, 17. Joao MOREIRA, 19. Micah LEA'ALAFA.
SUBS: 18. Danyon DRAKE (GK), 24. Liam
ANDERSON (GK), 2. Marko DORDEVIC, 9. Darren WHITE, 12. Adam McGEORGE, 13. Alfie
ROGERS, 20. Emiliano TADE, 21. Nathanael HAILEMARIAM, 22. Andrew MILNE, 23. Sam
BURFOOT.
負傷者: 5. Angel BERLANGA.
監督: Ramon TRIBULIETX
原文
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