チームの主将で昨年のクラブワールドカップのブロンズボール賞の受賞者であるIvan Vicelichが怪我のため選手ではなくアシスタントコーチとしての同行と発表された。
クラブチームにとって最高峰の舞台となるクラブワールドカップ。
オークランドシティFCにとって7回目の出場となる今大会は、Jリーグの浦和レッズ・ガンバ大阪・サンフレッチェ広島のいずれかのチームとの対戦(12月10日 横浜国際競技場)で幕を開ける。
また、チームは最後の調整試合として、J2の横浜FCと12月4日に練習試合を行う予定だ。
「主将のIvan
Vicelichは今大会に向けて治療を続けたが、選手としての出場に間に合わせる事が出来きずとても残念だ。しかし、このメンバーにはとても満足している。」
「主将のIvan
VicelichはJリーグチャンピオンとの対戦がチームにとって、とても重要なステップとなる事を充分理解している。そのためにも彼には、違う方法でチームに貢献してもらいたく今回このような形にした。」
と話すオークランドシティFCのRamon Tribulietx監督。
Ivan
Vicelichを欠いた今でも、オークランドシティFCにはTe Atawhai Hudson-Wihongi, Clayton Lewis, Adam McGeorge, Ryan De Vries , Jacob
Spoonleyの5人のAll Whites(ニュージーランド代表)の経験者が名を連ねている。
GKのDanyon DrakeとLiam Andersonを始めとするJesse Edge, Andrew Milne, Sam Burfoot, Michael Den Heijer そしてNathanael Hailemariamなどの国際経験、プロ経験を過去に持つ経験豊富な地元出身の選手がローカル色を強くしてくれている。
また、メンバーには今回、とても若い選手を含め何名かの新しい選手がいる。「この若手年代の選手は技術だけでなく、試合の理解力などもしっかりと兼ね揃えており、昨年の経験と共に戻ってきた選手もいる。それらを含め今回のメンバーは全体的にもとても満足している。」とRamon Tribulietx監督は付け加えた。
また他にもチームの核となるMarko Dordevic,
Mario Bilen, Darren White, Angel Berlanga, 岩田卓也,
Emiliano Tade そしてDae Wook Kimなど経験豊富な選手が名を連ねている。
昨年、骨折により離脱していたストライカーJoao
Moreiraも、今年はチームに完全にフィットし、Jリーグチャンピオンとの対戦に万全だ。また、新加入のMikel Alvaroによりチームには中盤でのノウハウや狡猾さが新たに加わった。
Micah Lea'alafaは新加入だが、2008年と2012年のFIFAフットサルワールドカップを経験し、この国際試合の舞台のプレッシャーにも慣れた選手の一人だ。
「昨年の歴史的快挙の結果(オセアニア勢初の3位入賞)をもってしても、今大会への準備は大変なものだった」とRamon Tribulietx監督は語る。
「我々の昨年のパフォーマンスにより、このトーナメントでの自分たちの試合への見方も変わってきた。我々ははとても良いチームだ。」
「しかし、我々は初戦に日本のチームと対戦しなくてはならない。格上のチームを相手に我々はしっかりと準備して臨む必要がある」とRamon Tribulietx監督は語る。
また、メンバーにはワイカトFCの若手エースだった、Alfie Rogers がIvan Vicelichに代わりに追加された。
オークランドシティFCは11月29日の日曜日にカンタベリーユナイテッドとのリーグ戦の後、12月2日と3日にニュージーランドを出発し、試合の行われる横浜に滞在予定だ。開幕までに12月4日に横浜FCとの練習試合を行う。
オークランドシティFC遠征/試合スケジュール
12月2日:遠征メンバーがオークランド国際空港よりシンガポールへ出発。
12月3日:遠征メンバーがオークランド国際空港より香港へ出発。
【試合情報】
12月4日(金)
練習試合
横浜FC VS オークランドシティFC
日本時間 14:00キックオフ
12月10日(木)
FIFAクラブワールドカップ 開幕戦
J1王者 VS オークランドシティFC
横浜国際競技場
日本時間 19:45キックオフ
No comments:
Post a Comment