Thursday 12 February 2015

トリビュリエッチ監督、シーズン最大の山場を睨む

日曜日に行われる、今シーズン3度目の直接対決となるオークランドシティFC対チーム・ウェリントンの試合は、ASBプレミアシップの天王山になると見られている。

勢いよくシーズンをスタートさせたのはチーム・ウェリントン。キューウィテアストリートで行われたASBチャリティーカップで、オークランドシティをPK戦の末、4-3で破った。

その後もチーム・ウェリントンは、FIFAクラブワールドカップの直前にホームで、オークランドシティを4-0と叩きのめしている。

オークランドシティのトリビュリエッチ監督は、ASBプレミアシップの中で次第に脅威となりつつあるチームのひとつに警戒心を強めている。

「この試合は、誰もがプレーしたがる対戦カードのひとつだ。我々が対戦するチーム・ウェリントンは、技術があり、様々な局面で試合に変化を与えることのできる選手を有するチームである。この試合で我々は、間違いなく全力が要求される」、とトリビュリエッチ監督は言った。

トリビュリエッチ監督は、チーム・ウェリントンのレベル高く評価する一方で、オークランドシティが特に注意を払わなければならない何人かの選手を挙げた。

「チーム・ウェリントンには、ルイス・コラレス、ヘンリー・ファアロド、マイケル・グウィザー、ジャドッド・スミスといった、カウンターアタックで相手を脅かすことのできる選手を擁する」

「我々の知る限り、アレックス・フェネリディスはセットプレーを得意としており、ポール・イフィルと新しく契約したことでチーム・ウェリントンは、主導権を握ることのできるだけの経験豊富な選手を集めた」

「マット・カルコット監督率いるこのチームはボールキープ力が高く、この点からもチーム・ウェリントンは非常に厄介な相手である」、とトリビュリエッチ監督は語った。

オークランドシティが期待を寄せるのは、新加入のイヴァン・キャリル、ストライカーのオスカール・ガルシア、柏レイソルにも所属した若手のデン・ヘイジャー・マイケルだ。

「マイケルは、昨シーズン、Jリーグの柏レイソルのユースに所属したニュージーランドを代表する若手のミッドフィールダーだ」

「彼は、我々のプレースタイルにふさわしい選手だ」、とトリビュリエッチ監督は言った。

最近のチーム・ウェリントンは、カンタベリー・ユナイッテッド、ウェリントン・フェニックス、ホークスベイ・ユナイテッドには勝ったものの、途中でワイタケレ・ユナイデッドとワイBOPユナイテッドに敗れ、安定感が無い。

相手の調子に関わらず、トリビュリエッチ監督はここ数週間で調子を上げている自分たちのゲームに集中する考えだ。

「日曜日の試合で主導権を握るためには、特定のエリアでボールをキープできるかがカギとなる」

「どれだけ集中し、ポールを持った時に丁寧にプレーできるかが、この避けて通ることのできない試合を左右する」

「我々はボールをキープしてリズムを作る。しかし、時に訪れる苦しい時間帯の凌ぎ方も学ばなければならない」

「我々には、チームのシステムに慣れるための時間が必要な新しい選手がいる一方で、長く所属する選手もいるので、実践を通じてチーム作りを進めることが必要となる」、とトリビュリエッチ監督は語った。

試合は、現地時間の午後2時に、キューウィテアストリートでキックオフの予定。

試合予定

ASBプレミアシップ 第14節
オークランドシティFC対チーム・ウェリントン
キューウィテアストリート(サンドリンガム)
キックオフ: 午後2時(ニュージーランド時間)

原文

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