Sunday 15 February 2015

オークランドシティがチーム・ウェリントンを破る

オークランドシティは、キューウィテアストリートで日曜日に行われた試合で、チーム・ウェリントンを3-0で破り、ASBプレミアシップの首位の座を守った。

首位攻防戦となったこの試合は開始早々から動き、チーム・ウェリントンが6分にペナルティキックのチャンスを得るも、コール・ペバーレーの蹴ったボールは大きく枠を外れた。

昨シーズン王者のオークランドシティを相手に昨年11月に行われた試合で4-0と大勝しているチーム・ウェリントンは、このミスが響き、その僅か2分後にジョン・アービングにペナルティキックからゴールを許し、オークランドシティが1-0とリードを奪う。

その直後、オークランドシティは、新加入のイヴァン・キャリルがフリーキックから直接決めてリードを広げる。

更に後半のロスタイムに、オスカー・ガルシアがオークランドシティの選手として初ゴールを挙げ、試合を締めくくった。

2015年の始めにウェリントン・フェニックスに敗れたオークランドシティではあるが、この勝利で6連勝、2位と勝ち点4差で首位を走る。

トリビュリエッチ監督は、立ち上がりの混乱の後で、チームは自分たちのリズムを取り戻し、結果にふさわしい試合をした、と話した。

「予想外の試合の入り方で、相手がペナルティを外した。これを決められていたら、違った展開になっていたであろう」、とトリビュリエッチ監督は言った。

「しかしながら、我々は全体的に集中した試合を運び、緊張した試合となったと思う。選手たちは流れをつかみ、多くのチャンスを作り、多くの時間ボールを支配した。全ての面で良い試合をし、今日は選手たちの集中力が素晴らしかった」

新加入のキャリルとガルシアが揃って得点を挙げたことでチームに溶け込んだことに対し、トリビュリエッチ監督は、オークランドシティの生活に慣れてきたふたりがチームに貢献したことを嬉しく思うと話した。

「ふたりともチーム練習に合流してから僅かに数日だったので、強敵のチームウェリントンを相手に、今シーズンここまででおそらく最大の山場となった今日の試合を経験させることができて良かった。ふたりがニュージーランドのプレースタイルに、どのように対応するか見られて良かった」

2015年のリーグ戦初戦となったウェリントン・フェニックスとの試合を落としたオークランドシティではあるが、その後は6連勝。最近首位に返り咲いたことについて、トリビュリエッチ監督は満足感を表す。

「この小さなプレミアシップも残り数試合となり、我々のモチベーションも再び高まってきた。一週ごとに集中力を少しづつ高めており、ニュージーランドに戻ったらプレーの仕方をか得なければならないことは分かっていた」

「今日のような試合では特に、ダイレクトプレーが重要になることと我々は理解していた。その結果、チーム・ウェリントンのような鋭いカウンターを持ったチームに、多くのチャンスを作らせずに済んだと思う」

一方でチーム・ウェリントンのマット・カルコット監督は、ペバーレーのPKを含め、立ち上がりのチャンスを決められなかったことがこの試合の決め手となったこと以外に、ボールキープにいつもの正確性を欠いたと話した。

「もう少し違った結果を予想していた」、とカルコット監督は語った。「PKと立ち上がりのチャンスを決められなかったことで、逆に攻め込まれ、PKを決められ、相手の新加入のスペイン人ストライカーには強烈なフリーキックも決められた。それ以降は勢いを削がれてしまった」

「今日は流れの中で十分なチャンスを作り出すことができず、簡単に相手にボールキープを許してしまい、数週間前までは良いプレーができていたことを考えると、非常に残念である。

「もし、我々が良いプレーをし、攻撃陣はダイナミックで、守備陣も自分たちの仕事をできていれば、今日の試合は接戦になっていたと思う」

「戦術的に大きな問題はなかったと思う。厳しさが足りず、アタッキングサードで十分な力が出せず、その結果30分以降は防戦に回ることになってしまった」

ASBプレミアシップ2014‐15 第14節
2月15日(日)

オークランドシティFC 3-0 チームウェリントン(前半2-0)
オークランドシティ:アービング(PK)8'、キャリル13'、ガルシア90'
チームウェリントン:

オークランドシティFC:1. ウィリアムス(GK), 2. ジョルジェビッチ, 3. 岩田, 4. ビレン, 5. ベルランが, 6. アービング, 10. ドフリース (12. マクジョージ 40’), 20. キャリル(23. バーフット 48’), 15. ビセリッチ 19. ブラウニー, 21. ガルシア.
交代なし: 11. リンジー, 22. ミルネ, 24. スプーンレー 
監督:トリビュリエッチ

チーム・ウェリントン: 1. Michael O’Keeffe (GK), 5. Bill Robertson, 6. Tim Myers, 8. Cole Peverley, 9. Jarrod Smith, 11. Michael Gwyther(7. Henry Fa’arodo 84’), 12. Ian Hogg, 13. Alex Feneridis, 15. Luis Corrales (10. Nicolas Bechar 84’), 20. Adam Cowan (2. Greg Rosenthal 67’), 23. Paul Ifill
交代なし: 18. Mickael Partodikromo, 22. Daniel Clarke (GK)
監督: Matt Calcott

原文

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