Saturday 7 February 2015

タバノがティグレスUNALと契約

ファブリツィオ・タバノが先週、メキシコのティグレスUNALに加入し、オークランドシティを離れてプロ契約を結んだ選手のリストに加わった。

21才のタバノは、オークランドシティの中心選手のひとりとして、昨年12月に行われたFIFAクラブワールドカップ3位の原動力となったが、1月の移籍期間に最高峰のレベルでプレーする選択肢を選んだ。

モンテレーを本拠地として、メキシコのトップリーグであるリーガMXに参加するティグレスは、54年に渡るクラブの歴史の中で、メキシコリーグ優勝3回、メキシコカップ優勝3回を誇り、タバノに取っては申し分のないチームである。

「キューウィテアストリートを去るのは、複雑な気持ちだ。サッカー選手であれば最高のレベルでプレーしたいと思うのは当然であり、メキシコプレミアリーグ移籍のチャンスを、私は断ることはできなかった」

「しかしながら、始めからクラブの誰もが私を大切にしてくれたので、キューイテアストリートとオークランドシティFCを去ることは、同じくらい難しい選択であった」、とタバノは語った。

オークランドシティに加入したタバノは、当初ノーザンプレミアリーグのシーズンにセントラル・ユナイテッドの一員としてプレーしていたが、最後はFIFAの主要世界大会で銅メダルを獲得するという最高の形でニュージーランドを後にすることになった。

「とても良い経験が積めたし、それまでイタリアとメキシコで3年間プレーし家族と会うことができなかったので、家族と一緒にいられたのが良かった」

「ニュージーランドに戻り、オークランドシティに加入し、結果として世界で最も大きな大会のひとつであるFIFAクラブワールドカップに出場を得られたことは、素晴らしい機会であった」、とタバノは言った。

「注目を浴びるプレーによって生まれ故郷を離れることになったが、地道な性格のタバノは、将来ニュージーランド代表として活躍することについては言葉を控えた」

「私は2-3週間位の短期目標を立てて、それを達成するやり方が好きなので、あまり先の将来について考えたくはない」

「しかしながら、私はキリスト教徒であり、その教えにある、我々の運命は神によって既に決められており、全ての出来事は私にとって最善であると信じている」、とタバノは語った。

深い信仰に支えられたタバノは、オークランドシティFCを離れキャリアの新たな一歩を踏み出そうとするにあたり感謝の意を表した。

「クラブの全ての人、中でも、沢山のことを学ばせてくれ、私のサッカー選手としての成長を支えてくれたラモン・トリビュリエッチ監督に感謝したい」、とタバノは言った。

原文

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